第27回国際交流フェアが~心通いあう多文化共生のまち ふじの実現にむけて~と盛大に開催されました。富士市は52か国およそ4400人の外国人が登録されており、県内では4番目に外国人が多い都市でありますので、多文化共生のまちとして国籍や言葉が違っても、心通いあう共存社会を目指すまちづくりが進められています。
富士市で多くの外国人が生活している状況や富士市からも多くの方が外国へ出かけている事を考えれば、今後、ますます、市長もあいさつで言っていましたが、多文化共生社会の構築としても、Think globally, act locallyいわゆるグローカルという認識のもと地球規模で考えながら地域で活動することが求められることであります。
ただ、朝一番のニュースから、過激派組織イスラム国においての日本人ジャーナリスト後藤健二さんが殺害されたとみられる動画がネットで流されたことが報道されており、一連の非道極まりないテロ行為に強い憤りを感じるとともに、日本では当たり前の平和が、国際社会においては通じない現実に改めて日本人の危機管理に対して考えなければいけない事は痛感します。
宗教と利権がある限り紛争はなくならないのならば、たとえ共存社会と言っても世界においては平和の裏側にある危機意識は持たなければなりません。