浮島工業団地納涼祭の花火はすごい!

8月に入って、議員冥利に尽きると言うか、何というか週末はとにかく出かける所が多いです。

朝から、母親の作品も展示されている新興美術院富士支部の第20回夏佳作展。(母親も80を過ぎていますが、絵を書いています。立派です)
午後から、甲子さん、愛生保育園の夏祭りに参加。
夕方から浮島工業団地納涼祭は開会式から終わりの花火までしっかりと見てきました。
特に、浮島工業団地の納涼祭は今年で20回目、富士山の世界遺産登録もあり、盛大に開催されました。地域と共生しながら元気を発信する位置づけのお祭りは毎年多くの方が参加していますが、今年は最後まで会場が人、人で埋め尽くされていました。

私も、開会式や、抽選会で壇上にあげて頂きましたが、多くの人が声を掛けてくれるのはありがたい事でもあります。お酒も入ってしまい今までじっくりと花火を見た事が無かったのですが、最後まで会場に居てしまいました。でも、会場から見る花火は圧巻でした。「え〜すごいじゃん」と写真を思わず取ってしまいましたが、こんなに近くで花火が堪能できるとは改めてびっくりしました。

昨年、組合は40周年を迎え、式典にも参加させて頂きましたが、この地域で、50周年、100周年に向けてそれぞれの企業が努力して行ってもらい、お祭りも盛大に開催してもらいたいです。その為にも地域の議員としても、企業留置策としても、周辺インフラの整備や防災対策としての沼川流域の嵩上げ等も課題として投げ掛けられていますのでしっかりと取り組まなければいけない事であると思っています。多くの人で賑わうお祭りでは、仮設トイレが設置されますが、いつも、混んでいます。お祭りには間に合いませんでしたが、9月には隣接する釣り場公園にトイレも設置されることになりました。来年にはそのトイレも利用できるようになると思っています。組合のお祭りの為にできる訳ではありませんが、トイレが出来る事はありがたいと理事長も言ってくれました。
来年も盛大なお祭りが開催され花火は更に多く上げてもらいたいです。期待します。
しかし、お酒が入るとブログが書けなくなってしまうのは考え物です。

世界文化遺産富士山の頂上は誰のもの?

富士山が世界文化遺産になり富士山に大きく関わりのある全国1300の浅間大社の総本宮、富士山本宮浅間大社の権禰宜の鈴木氏の話を聞く機会がありました。

「今まで、富士山は誰のもの?」と聞かれた時に、静岡、山梨にまたがっているけど、世界文化遺産になった今は、国のもので「みんなのもの」って感じではありましたが、以前、頂上の主有者は富士宮って聞いた記憶はありました。でも、鈴木氏の話で正確には富士宮の所有ではなく、浅間大社が所有者であると言う事が分りました。
富士山8合目以上の土地約400万平方メートルのうち、富士山測候所跡や登山道などを除く約385万平方メートルは神社側が古来より境内として実質管理していたそうで、明治時代に国有地に編入されその後、宗教活動に必要な土地は無償譲与されることになっていましたが、一部しか認められなかったために神社側が1957年に提訴し、74年に最高裁で勝訴が確定しているとの事、恥ずかしながら、富士山の頂上は、富士宮市のものではなく、富士山本宮浅間大社の私有地でるという事をあらためて知りました。多くの人の認識は私有地であると言う認識はないと思います。現に、鈴木氏の話では、世界文化遺産登録祝賀セレモニーが帝国ホテルで開催された際に、宮司の挨拶で、「富士山の頂上の所有者としてお礼を述べさせて頂く」と言った瞬間に、600人位集まった会場ではどよめきの声が挙がったのと事でした。関係者でさえ、意外に知られていない事実なのかもしれないと感じました。また、世界文化遺産に登録された事により、浅間大社に規制がかかり、修理、修繕1つも、すべて届け出、許可を得なければならなくなり不便を感じているそうです。
今更ながら、「へ〜」って感じでした。

でも、やっぱり、所有者は浅間大社であっても、「富士山はみんなのもの」って感じが強いです。

歴史、神話を学ぼう!歴史感を持とう!!

明治天皇の玄孫にあたり、皇統保守の新鋭論客としてテレビ、雑誌、ネット等各メディアで活躍している作家で慶応大学講師の竹田恒泰氏の講演を聞いてきました。著書でもある「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」と題した2時間近い講演でしたが全国各地で講演しているだけあって、面白く、興味深く、考えさせられました。

講演を聞いて歴史、神話について勉強をしたくなりました。

生きていく上では、自然観、死生観、歴史観を持つことは大切な事でありますが、戦後の歴史教育はGHQの対日戦略の1つとして歴史や神話を学ばせない事が、再び戦争を起こさないよう骨抜きにする目的(100年殺し)があるとしており、現在の教育、教科書問題でもあるとしていました。確かに言われて見れば、歴史についての勉強は受験の為の勉強であり、一生懸命暗記はしましたが、日本の素晴らしさを知り、誇りに思うような学びがあったかと言うと?であり、社会に出てからも歴史について改めて学ぶ場所もありませんでした。竹田氏が言うように、中学時代、日本の歴史を学びながらワクワクするような思いをした事は在りませんでした。現存する国で、世界最古の国は日本であるにも関わらず、日本を愛し、誇りを持つ若者が少ない状況は大きな問題であり、「12,3歳までに民族の神話を学ばなかった民族は滅びる」とまで言われながらそれをしない政治にも問題も感じずにはいられませんでした。安倍政権が進める、「教育を取り戻す」政策には教科書問題も触れています。歴史的認識をしっかり子供達に教える事が「日本を取り戻す」1つでもあると感じました。
竹田氏が最後に、震災が起こり日本人の価値観が変わった、和のある社会は、お金がすべてではなく、幸せは他人にほどこす事、人間は惜しまれながら死んでいく事、世の為人の為に生きなければ幸せになれない事、他人の為に生きなければ幸せにならない事、日本人が日本人に興味をもつまともな教育、ちゃんとした歴史教育、神話教育こそが、子供達が誇りを持ち、感謝のこころを持たせられるとしていました。教育は大切です。日本を守るための教育は必要です。教育には時間もかかります。歴史、神話教育の推進は大きな課題でもあると感じました。

私自身、政治家としても国を守る、地域を守る、命の重さ、家族の絆のためにもしっかりとした歴史観は求められています。
帰りがけに思わず竹田氏の著書を買い込んでしまいました。

*竹田氏は今、全国のホテルや学校に「古事記」を置く活動をしています。面白い取り組みであると感じました。