歴史、神話を学ぼう!歴史感を持とう!!

明治天皇の玄孫にあたり、皇統保守の新鋭論客としてテレビ、雑誌、ネット等各メディアで活躍している作家で慶応大学講師の竹田恒泰氏の講演を聞いてきました。著書でもある「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」と題した2時間近い講演でしたが全国各地で講演しているだけあって、面白く、興味深く、考えさせられました。

講演を聞いて歴史、神話について勉強をしたくなりました。

生きていく上では、自然観、死生観、歴史観を持つことは大切な事でありますが、戦後の歴史教育はGHQの対日戦略の1つとして歴史や神話を学ばせない事が、再び戦争を起こさないよう骨抜きにする目的(100年殺し)があるとしており、現在の教育、教科書問題でもあるとしていました。確かに言われて見れば、歴史についての勉強は受験の為の勉強であり、一生懸命暗記はしましたが、日本の素晴らしさを知り、誇りに思うような学びがあったかと言うと?であり、社会に出てからも歴史について改めて学ぶ場所もありませんでした。竹田氏が言うように、中学時代、日本の歴史を学びながらワクワクするような思いをした事は在りませんでした。現存する国で、世界最古の国は日本であるにも関わらず、日本を愛し、誇りを持つ若者が少ない状況は大きな問題であり、「12,3歳までに民族の神話を学ばなかった民族は滅びる」とまで言われながらそれをしない政治にも問題も感じずにはいられませんでした。安倍政権が進める、「教育を取り戻す」政策には教科書問題も触れています。歴史的認識をしっかり子供達に教える事が「日本を取り戻す」1つでもあると感じました。
竹田氏が最後に、震災が起こり日本人の価値観が変わった、和のある社会は、お金がすべてではなく、幸せは他人にほどこす事、人間は惜しまれながら死んでいく事、世の為人の為に生きなければ幸せになれない事、他人の為に生きなければ幸せにならない事、日本人が日本人に興味をもつまともな教育、ちゃんとした歴史教育、神話教育こそが、子供達が誇りを持ち、感謝のこころを持たせられるとしていました。教育は大切です。日本を守るための教育は必要です。教育には時間もかかります。歴史、神話教育の推進は大きな課題でもあると感じました。

私自身、政治家としても国を守る、地域を守る、命の重さ、家族の絆のためにもしっかりとした歴史観は求められています。
帰りがけに思わず竹田氏の著書を買い込んでしまいました。

*竹田氏は今、全国のホテルや学校に「古事記」を置く活動をしています。面白い取り組みであると感じました。