愛生保育園うんどうかいで想った事。

一番東の浮島地域にある愛生保育園のうんどうかいに出席してきました。
小さな子供たちの運動会ですので、見ているだけでも微笑んでしまいます。
ただ、10月に入ったとはいえ、日が照ってくると相変わらず暑いです。

浮島地区は一般質問でも取り上げましたが、大きな問題として、少子化と人口減少が顕著な場所でもあります。東小学校は全児童数すでに100人を切り、人口は10年前に比べたらおよそ10%減少をしている地区でもあります。
しかしながら、その地域にある愛生保育園は、園児数を確認すると、乳児組が52名、さくら・うめ・ふじ組の幼児組が88名の140名だそうです。乳幼児組もあるので多いとは思いますが、東小学校の児童数より多いのは驚きです。恐らく、浮島地区以外の須津や吉永の方からも園児は通ってきているようです。
うんどうかいにはお父さんも、お母さんも、おじいちゃんも、おばあちゃんも、お兄さんも、お姉さんも沢山の方々応援に来ており、保育園の運動場の応援席は人で一杯です。

私の娘も少しだけ、夫婦で仕事が忙しかった時に、愛生保育園にお世話になった時期がありましたので、懐かしく思い出しながら応援をさせて頂きました。その娘も今ではもう社会人になってしまいました。
(園長先生も父母会長のお父様も大活躍です)

子育てと言うのはその時は大変だったような気がしますが、過ぎ去ってみれば一瞬だったような気がします。今思い出すと、忙しい中でも、運動会でビデオやカメラをもって子供を追っかけていた時が幸せな時だったのかも知れません。
うんどうかいに参加している親御さん達も、この貴重な時間を大事にして頂きたいと思っています。
あっという間に子供は大きくなっていきますので・・・・

運動会で想う事。

市内の多くの小学校で運動会が開催されています。私の地元の須津小学校でも平成24年度運動会が開催されました。地域の子供たちが元気に演技をする姿は微笑ましいです。私の子供が小学校を卒業して10年以上経っていますので、議員と言う立場が無ければ、見に行く機会はないのかも知れません。

須津小学校の児童会スローガン「つながる4つの◎(わ)〜あいさつ・やさしさ・元気・きれいな学校〜」を掲げての全校生徒694人が一丸となって運動会を盛り上げていました。

ちょっと驚いたことに、子供達の様々な競技において特に競争にしても、転んだりする生徒はほとんどいませんでした。たまたまなのかもしれませんが、運動会に備えてしっかりと練習を行っている成果なのかなと感じます。また、親御さんのマナーが良くなってきています。日傘をさしたり、テントの前に陣取って写真を撮ろうとする人がほとんどいませんでした。PTAさんの指導の賜物なのでしょうか・・
私の子供2人は、社会人と大学生ですが、気が付けば、子供達に関わる行事と言うのは無くなりました。忙しい中、時間を割いて様々な子供の行事に参加していた事が一瞬で終わった様な気もします。夢中になって子供を追っかけて写真やビデオを撮りまくった事が今では懐かしく思い出します。振り返ってみると、子育てと言われる時期は、大変かもしれませんが、人生の中で一番幸せな時なのかもしれないと感じます。子供の成長と共に笑ったり、泣いたり、怒ったり、期待や不安を持ちながら悩みながら、学校や地域に関わる事が出来ました。多くの皆さんが運動会で子どもを大きな声を出して応援している時、子ども達が両親や祖父母に応援されている時、かけがえのない瞬間を家族で過ごしていると思っています。
(姪のりこちゃんに応援すると恥ずかしそうでした)

過ぎ去った思い出を、運動会の風景を見ながらふと感じてしまいました。
いつの時か、孫を応援する幸せを感じる時が来ると思っています。
(一体いつになるかわかりませんが・・・)

*曇っているから大丈夫と思っていましたが、途中、疲れもあったと思います。軽い日射病なのか頭が痛くなってしまいました。これからの季節、十分に水分補給と日よけ対策はしなければいけません。気を付けなければ。

幼稚園運動会と子育て新システム。

地元の須津幼稚園の親子運動会に参加してきました。
園児の開会式の入場行進を見ていると、私の子ども2人も、須津幼稚園に通っていましたが、すでに社会人と大学生でもあり、可愛らしかった幼稚園時代が懐かしいです。

多くの父兄が、カメラやビデオを持ち子供達の思い出を残そうとしています。

私も、当時、一生懸命子どもの姿を追っかけてビデオを撮っていました。沢山のビデオや写真を撮りまくっていた時を思いだします。今、考えると、可愛らしかった時代はあっという間に過ぎ去ってしまったような感じもします。
幼少期の教育は人生の礎を築く中で大切な事であると思っていますが、現在、国は幼保一体化を中心とした制度設計として子ども・子育て新システムが進められています。
 先日、富士市では、県内としては初の市内の公私立保育、幼稚園の園長さんを集めた合同園長会が開催された際に,新システムの下で市内の状況に合わせた乳幼児の健全育成に関する今後の取り組みについての検討がなされました。また、検討体制として公立保育園、幼稚園、民間保育園連盟、私立幼稚園協会から2人づづ選出されたメンバーにやる「新システム検討プロジェクト」を立ち上げ、2013年にはできる所から新システムを稼働させていくなどのスケジュールが示されています。次世代を担う子供の育成は私にとっても大きなテーマの一つでもありますが、新システムに変わる中では、今一つ分かりにくい点もありますので、私自身も勉強していくつもりです。
須津幼稚園で行われた運動会は暑かったけれど、子ども達の笑顔が絶えない運動会でもありました。子供は宝です。いつまでも笑顔で子育てができる環境であるよう力を注がなければと・・・・・
運動会から帰る時に感じました。

児童虐待の現状

2歳の子供を餓死させた事件が報道されていますが、育児放棄と言う児童虐待です。
先日、児童虐待について、“心のネットワーク富士”が開催された時に、静岡県富士児童相談所の中垣さんからレクチャーを受けました。

静岡県の児童虐待の現状として、平成22年度の県内の児童相談所(政令市児童相談所を含む)における児童虐待の相談件数は1,383件で、平成12年は444件であり、10年前に比べ約3倍以上増加してきています。(深刻な問題でもあります)
児童虐待の定義として、保護者がその監視する児童について行う次の行為をいいます。
身体的虐待・性的虐待・心理的虐待・ネグレスト
平成22年の富士市での児童虐待の現状として虐待相談の種類の内訳としては、
身体的虐待42%性的虐待3%心理的虐待16%ネグレスト35%
富士市では、心理的虐待が最も多く、次いでネグレストとなっています。
増加傾向であるネグレストについては、「児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による虐待の放置その他の保護者としての監護を著しく怠る事」ですが、炎天下の中で車に閉じ込めて死なせてしまったと言う事件など、子どもを駐車場において、パチンコをするのも、ある意味、育児放棄で、ネグレストであります。
増加の要因として、都市化や核家族化の進行を背景に地域や家庭の子育て機能が低下する中で、虐待が起こりやすい社会環境、家庭環境になっていることや、虐待が疑われる児童も通告の対象となった通告制度の浸透や、虐待についての社会的認識の広がりなどがあげられます。ただ、相談件数は多くなっていますが、一つ一つの相談内容は、軽いものが増えてきているとの事でした。
児童虐待については、親子の問題ですが、児童相談所の援助は必要であり、地域の支援も重要であります。
問題のある家庭に対しても、地域で見守り、地域で子育て、と地域で関わりをどのようにしていくのかは、取り組むべき事柄です。

第7回TSC招待記念大会に招かれ思う事

富士川河川敷で開催されたサッカー大会の第7回TSC招待記念大会に来賓で招かれました。トライアングルサッカークラブ(TSC)とは、原田、吉永を中心の子ども達が集まったチームでもあります。

一番東の須津地域に住む議員の私が来賓で招待された理由としては、私は、現在は増川に住んでいますが、実は、原田で生まれ、25歳まで原田で生活をしていましたので、関係議員と言う立場でお声が掛かったようです。(ありがたい事です)

今回、多くのチームが参加したTSCが主催する7周年の記念大会の背景には、昨年、チーム出身の石原崇兆君が念願だったプロ選手として誕生したこともあります。その記念も兼ねて盛大に開催されたそうです。石原君にはぜひ富士市を代表するサッカー選手として活躍することを期待する訳ですが、参加しているチームの選手から第2、第3の石原君が誕生するよう頑張ってもらいたいものです。
来賓の挨拶後は、大会の目的としてサッカーを通じての技術向上や次世代への人材育成の他に社会貢献としてのチャリティー募金活動も兼ねていたので、少しだけ協力させて頂きました。

大会は11チームが参加し盛大に開催されましたが、富士山がきれいに見える河川敷のコートで、走り回る選手を見ながら、子どもの頃を懐かしく思い出しました。私も子どもの頃はサッカー小僧でしたが、中学時代にサッカーの試合中、フェイントをした時に右足を蹴られ複雑骨折をし、入院をした後、サッカーを辞めてしまいました。今、考えると怪我を乗り越えて続けていれば良かったと思っています。(子供時代のちょっと悔いが残っている事柄の一つです)

河川敷での大会には、関係する保護者の皆さんは寒い中でも、防寒着をまとい応援をしていました。よく見るとその他のグランドでも野球やソフトの試合も行われていましたが、どの試合でも多くの保護者が引率してきており、昔に比べ、サッカーでも野球でも、毎週末ほとんど練習や試合が行われている状況は、送り迎えや審判等携わる事が多い事が考えられ保護者の負担は大きく大変であると感じます。私は娘2人でしたので、サッカーや野球に関わることはありませんでしたが、今は、親の協力なくして、スポーツを習う事ができない時代なのかなと感じてしまいます。
しかしながら、どんなことでも子供と共に夢中になって取り組む事は親にとっても楽しい事でもあります
子供もあっという間に大きなってしまう事を考えれば、大変かもしれませんが出来る時に精一杯やってやることは親としての役割であるのかもしれません

幼保一体化が進もうとする中で・・

子育てについては、「日本一子育てしやすいまち」を目指す富士市にとっては重要な位置づけでもありますが、今議会においても、子育て支援に関する一般質問がありました。

質問に関しては、政府が6月に「子ども・子育て新システム基本案要綱」を発表したことに対し、 幼保一体化を含め、制度・財源・給付について包括的・一元的な制度の構築を目指し、推進体制として「子ども家庭省」(仮称)の創設を検討がなされ、新たな制度設計が進み始めている中で、富士市での対応はどのようにしていくのかが問われていました。富士市での対応は富士市乳幼児育成指針に基づき、「すべての乳幼児の健やかな育成を目指して特色ある施策を行っていきたい」と言う方向性は示されてはいるものの、未だ国の動向がはっきりしない点では、具体的な施策は取れない模様であるようです
また質問以外にも、政府の定まらない姿勢に対してもですが、新制度設計に移行する中で、こども園(仮称)などに対する疑問や不安の声が多くあがっており、今議会においても、富士地区私立幼稚園協会より「子ども・子育て新システム、制度設計に対する要望〜現行制度の適正化・早期是正を踏まえて」で次の4つの要望がなされていました。
1、 幼児教育の重要性を視点に
2、 家庭(親子)の絆を根幹に据え、それを支援する制度に
3、 私立幼稚園が地域社会の中で担ってきた役割を認識した取り組みを
4、 本制度制度設計にあたり、私立幼稚園協会から複数名の委員選任を
として、それ以外にも、要望における課題も挙げられており、子ども・子育て新システムの制度設計にあたり、富士市では本質を見失うことなく、また、市民に動揺を与えることがないよう慎重に検討していただくことが要望書には書かれています。
実際、幼稚園と保育園の垣根を取り払い一つの制度にしようという改革は今までも議論はされてきました。残念ながら、所管が厚労省と文科省に分かれ、既得権を失いたくない団体や役所、族議員の反対で実現することができませんでした。その意味では新政府の、子ども施策の1本化を明記しこども園(仮称)に一体化することを進めようとしていることは評価できることですが、財源を含め多くの課題に対して、対応できていない状況は、幼保一元化の雲行きが怪しいと言われないように「子どもの最善の利益」を優先し、しっかりとした進め方は求められます。
しかし、現場ではすでに、保育と教育の融合は始まっています。働く母親が増え、保育所はかっての福祉施設の色合いは薄まっており、また、幼稚園の7割は親の要望に応じて放課後の預かり保育を行っています。幼稚園教育要領と保育指針もほぼ同じとなっています。
私自身は幼児教育の充実と課題については、重要課題として受け止め、富士市においての誰もが(私立であろうと保育園であろうと)平等に教育としての幼児教育を受ける環境整備は必要なことだであり、そのための支援は市としても進めることは求めていきたいと思っています

子どもは未来の宝です。
未来のためにも子育て環境の整備は急務であると思っています。

子育てフェアーでおもう事

現在、富士市の22年の園児数は、
私立幼稚園17園で3238名、
市立幼稚園11園1139名、
私立保育園は14園1758名、
市立保育園19園1806名、
合わせて、幼稚園27園、4377名、保育園33園3564名、合計7941名が学んでいます。

就学前の幼児は幼稚園と保育園に2極化していますが、それでも富士市では、幼稚園、特に私立幼稚園に通う園児が半数近く占めています。
その富士市の半数近くの幼児教育を担う富士地区私立幼稚園協会で主催する子育てフェアーに参加しにふじさんこどもの国へ行ってきました。

このフェアーは、富士市の私立幼稚園17園の私立幼稚園協会が、子育て支援事業の一環として開催していますが、天候にも恵まれ、多くの親子で賑わっていました。

私立幼稚園が開催している子育てフェアーですが、本年度は、富士常葉大学保育学部の次世代の幼児教育を担う学生90名がお手伝いに来ていました。すばらしい自然環境の中で、各幼稚園が企画する様々な遊びを通じ、親子のふれあいや、人々のふれあいを楽しみ子育ての喜びを実感しながらその大切さを感じて欲しいと実施されています。
実は、子育てフェアーに行く前に、娘の大学推薦の審査に娘の高校で親子面談を受けてきており、その帰りに子育てフェアーに立ち寄りました。
ですから、娘も一緒の参加でしたが、最近では親子で出かける事がなかったので久しぶりに親子で自然を満喫しながら、子育てフェアーを見て回りました。親子連れを見ながら娘の幼稚園時代はどうだったかと思いだしたのですが、あっという間に月日が経ってしまい、あの頃のかわいかった思い出は、昨日のことだったような錯覚さえしてしまいます。でも、今いる娘ももう、来春から大学生です。上の娘も大学を卒業し社会人になります。何となく私自身、ひと段落が着いた様な時期が来たような気になっていますが、私にとっては幾つになっても子供は子供でもあります。
そんな意味でも、私にとっても楽しい子育てフェアーでもありましたが、参加している子育て真っ最中の親子にとってもかけがえのない時間を共有していたのではないかと感じています。

今年の6月議会においても「少子化が進む中での幼児教育の現状と課題について」を質問しましたが、子供が少なくなっていく状況下では、私立幼稚園の運営も大変になってきており、行政が出来る支援対策は今後とも打ち出さなければいけない事でもあると思っています。

新市立高校でキャリア教育を推進へ キャリア支援課を設置 推進組織やコーディネータも必要

キャリア教育を推進にあたり、不可欠な外部との関係については、「キャリア教育の専門家や専門機関と積極的に連携し生徒に対する指導方法の研究、職員研修などで指導を受けて行く。地域の企業や市民団体と協力関係を築き企業研究やインターンシップ事業を多角的に進めていきたい」とした。キャリア教育推進組織(協議会)、設立や企業とのパイプ役になる専門的コーディネータの確保の必要性も言及。「諸機関を繋ぐ協議会の設立については市商業労政課、市工業振興課、富士商工会議所等と連携して考えて行きたい」とした。

ハイハイヨチヨチレースで思い出す事

健康祭りでの人気イベントに乳幼児を対象にした、「ハイハイヨチヨチレース」があります。
ハイハイヨチヨチレースとは

1歳3カ月までの赤ちゃんが4つんばいの「ハイハイ」と立ち歩きの「ヨチヨチ」の2部門でしのぎを削る約8メートルのレースです。ハイハイレースではママさんが目の前であやす中、参加している子供はゴールを目指して進みますが、中には途中で動かなくなったり、泣き出してしまう子もいます。毎年、選手以上に真剣な母親らの応援があり、参加している子どもよりまわりが大変盛り上がります。

実は私の下の娘も参加した事が有ります。
すでに18になろうとしていますので、ですから、このイベントはもう17年前にはやっていたことになります。そう考えると歴史のあるイベントでもあります。健康祭りで、ハイハイヨチヨチレースを見ながら、娘が参加した時のことを急に懐かしく思い出しました。
確か、私の娘も出だしは良かったのですが、途中、横道にそれ、夫婦で、ゴールに来るように必死に声を掛けたり、おもちゃを振ったりしたのですが、ゴールする事が出来なかったような気がします。でも、その娘も高校3年生となりました。今は自分の進む道を考えながら、大学進学に向けての準備をしています。今まで娘は、途中で止まることなく、横道にそれる事無く、元気にそれなりに成長してくれています。(勝手にそう思っているのかもしれませんが・・・)

でも、思い出すと、娘達のヨチヨチとしていた時の可愛い時は一瞬だったような気がします。ヨチヨチレースに参加している子育てをしているお父さん、お母さん、あっという間に子どもを大きくなります。私が言うのもなんですけど、しっかりと育ててください。
気がつけば上の娘がもう大学を卒業し、今度、ここで応援に来る時は、孫の応援かもしれないとふと思ってしまいました。(まあ、結婚出来ればの話ですが、・・・)