須津川渓谷の土砂崩れ状況と砂防築堤の役割を確認。

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7月3日の大雨の際に須津川渓谷で土砂崩れがあり、一時通行止めとなっていました。7月14日に森林財産委員会での視察では須津川渓谷が通行止めとなっており、一部視察もできない状況でありましたが、その後、通行止めが解除され須津川渓谷も利用できるようになっています。通行止め解除となり、非常に気になっていた土砂崩れの状況と須津川渓谷に設置されているはっきりとした数はわかりませんが8つ位ある砂防築堤の状況を確認に行ってきました。と言うのも、伊豆山での土砂災害同様、山の土砂が崩れ、須津川に土砂が流入すると下流域に大きな被害が出る恐れがあります。

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今回の大雨では須津川でも土砂崩れがあり、その状況によっては被害も考えられました。幸いなことに、渓谷での土砂崩れの土砂は須津川に流入はしていないようで、既にブルーシートに覆われての対応はされていました。ただ、砂防築堤には、多くの流木がありました。
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砂防築堤の役割として、川底の土砂や石をせき止める事以外にも、伐採の流木を下流部に流さない事があります。砂防築堤の状況を見ると今回の大雨で、須津川の上流部では、多くの流木が川で流れていたことが分かります。多くの流木が下流部に流れてきて、根方街道や沼津線に架かる橋が流木で詰まった場合、大変な被害が出てしまうことを考えると、上流部の砂防築堤が水害軽減に大きな役割を担っていることが伺えます。今回状況を鑑みると砂防築堤の重要性を強く感じました。東部地域では江尾江川の水害被害に目を奪われがちですが、それ以外の河川でも被害が出る可能性はあります。東部地域の他の河川の状況もしっかりと検証はしなければいけない事であると思っています。
現在、須津川渓谷にはBBOや水遊びに多くの方が車で訪れています。来月には大棚の滝をライトアップする事業も行われます。
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土砂崩れを含め大きな被害がでていたら、多くの人が訪れる事が出来ない事を考えると、本当に良かったと感じました。