東部浄化センターでのB-DASYプロジェクト視察。

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コロナ禍の中で私が所属する会派では県境をまたがない市内中心での視察が行われています。現在、1都4府県に非常事態宣言が出ていますが、感染予防対策を取りながら私の住む地域の東部土地改良区内にある東部浄化センター下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)の現地視察を行いました。

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富士市においては西部浄化センターでの消化ガス事業もそうですが、下水道の汚泥等のバイオマス活用が進められています。その一つとして東部浄化センターでの取り組みとして現在B-DASYプロジェクトがあります。B-DASH プロジェクト(Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project)と は,国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業で,下水道事業における大幅なコスト縮減や 省エネルギ・創エネルギ効果を実現するもので、その事業についての説明を受けての施設見学でもありました。コンパクトなメタン発酵槽、低動力のバイオガス精製装置及び小規模水素製造、供給装置を組み合わせた効率的なエネルギー回収、利活用システムの実証ですが、技術の概要と特徴として消化層容量を約3分の一に削減、エネルギー化率向上、水素が供給設備の導入可能が挙げられており、現状での実績報告では順調に目標値が達成されていることでした。

今回会派視察でありましたが、富士市はSDGs先進都市として汚泥リサイクルやエネルギー化また官民連携を含め有意義な事業であることを改めて確認できました。