浦安市の少子化対策基金で「えっ」と思った事

IMG_5331少子化対策については国を挙げての重要課題となっています。富士市においても結婚から子育て期までの切れ目ない支援を進めています。しかしながら出生率を含め効果が表れにくい状況の中では、市民イメージを含め更なる事業の拡大を取り組まなければいけませんが、事業推進をする上での財源を含め課題はあります。多くの自治体での取り組みはありますが特に少子化対策として切れ目のない支援を先駆的に取り組んでいる浦安市の浦安版ネウボラが知られていますのでその仕組みと財源としての浦安市の少子化対策基金について調査してきました。IMG_5329

少子化対策基金としては少子化対策に有効な事業を長中期に渡り、安定的・継続的に取り組むための財源として、平成26年度に30億円を積み立てました。財源としては一般会財源より捻出。少子化に特化した財源は全国的にも珍しいとされていました。ただ、この3月議会で少子化対策基金は廃止になる予定。(これを聞いたときは「えっ」と思わず言ってしまいました)

名前は少子化対策基金ではありますが、毎年17~19事業を行うにあたり約5億円程度基金を取り崩して事業を行っており、5年で30億円を使い切る予算措置になっています。本年度令和元年で基金も使い切り、少子化対策に特化しての取り組みの役割は終えたとの認識のもと、今後は継続事業として、必要な事業を毎年議会で計上していくとの事でした。

私は以前より子どもを増やす事は、ものづくりをはじめとする中小企業の多い富士市だからこそ重要で、出生率向上に関しては企業・団体等と協働して富士市独自の対策を取組むことが、富士市のシティプロモーションとしても子どもを産みそだてやすいまちとしてのイメージアップを図る事にも繋がるので、あらためて出世率向上を掲げての官民協働の少子化対策基金(仮称)創設については早期に進めるべきであると思っていましたので浦安市で基金の運用の仕方や財源について参考にしたいと思っていました。しかしながら、浦安市の少子化対策基金については、一般的な基金とは違い、30億円の予算を5年で使い切るという、裕福な自治体だからできる事業予算を付けたものであり、(ちなみに浦安市の財政指数は1,48と全国でもトップレベルの市であります)ですから、私が富士市で提案している官民連携の少子化対策基金とは別物であると感じました。ただ、少子化対策に特化した事業を集中的にお金をつぎ込んで行っている事は子ども産みやすく子どもを育てやすい環境であるイメージの発信としては素晴らしいと感じました。
いずれにしても、少子化対策事業は待ったなしで進めなければいけない事であり、また、少子化対策は何が有効かは言い切れない点もある上では浦安市同様な様々な切れ目のない支援としての事業は必要であります。
あらためて様々な事業を行う上での富士市独自の財源の捻出を考えた上での事業促進は進めなければと感じました。