山田富士市教育長の「富士市の子どもたちについて」の卓話がありましたので、聴講してきました。教育長からは、昨年の全国学力テストの結果に触れ、富士市の子どもたちの学力調査の結果と課題が話されました。
静岡県の小学生の全国最下位については真摯に受け止め、課題を洗い出した中で、今後の富士市の取り組みとして、アベノミクスの3本の矢ではないが、教育で取り組む3つの事柄を3本の矢として説明してくれました。その3本の矢とは
1、 授業を改善していく。各小学校で子供達の実態に応じて様々な取り組みを考え実践
2、 家庭学習を習慣付ける。家庭と学校と連携して取り組む
3、 小学校3年生を対象に、放課後学習支援を行う。本年度新たな試みとして、小学校3年生が学習面で遅れが出る時期であり、その学年にターゲットを絞り、27校中16校で取り組む。
この3つに力を入れた中で、何とか全国平均を上回る結果を出したいとし、本年度の全国学力・学習状況調査に注目をして欲しいとの事でしたので期待します。
今後、富士市に放たれた教育長が言う3本の矢がどのような結果を生み出すのかしっかりと見守りたいと思っています。
ただ、知事は、市町、学校別結果公表を県教委に求めていますので、個人的には結果重視だけではなく、真の子ども達の為になる教育は忘れないで欲しいと思っています。