山崎教授が出版した「我が故郷の一級品―浅間古墳―」

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富士市は古墳の多いまちでもあります。
私が議員として取り組んでいる事として、国指定史跡の浅間古墳の整備、活用がありますが、浅間古墳は東海地区最大の前方後方墳であります。
富士市唯一の国指定史跡としてものすごい価値があるものにも拘らずその謎は解き明かされていません。
その浅間古墳の価値を高めるためにも発掘を進めるように新聞や地域においての講演会等を行い発信している富士市出身の九州工業大学の山崎教授がいますが、その山崎教授の浅間古墳への想いが詰まった本、「我が故郷の一級品~浅間古墳~」が自費出版で作製されました。以前にも須津中で、「浅間古墳を世界遺産に」と言う講演をを聞きましたが、山崎教授の浅間古墳に対する想いは強いです。山崎教授はこの本の前書きに、「本書は全国行脚の経験、文献史学的な調査などに基づき未発掘の浅間古墳の被葬者を暴こうと言う、大胆この上ない試みである、これを機会に是非とも世界遺産になった富士山南麓に広がる静岡県富士市須津、船津地区に興味を持って欲しい」としています。
現在浅間古墳については、市指定の千人塚古墳の保存活用計画の中で取り組んでいます。その一環として本年度中に浅間古墳には地中レーダー調査も行われます。その意味では地中レーダー調査に大きな期待が持たれています。
あらためて本を読んで想う事は、浅間古墳は、富士市の誇るべき財産であります。
是非、読んでみてください!!