平成22年度キャリア教育総決算。

商工会議所青年部で取り組んでいるキャリア教育について、平成22年度の総決算として、例会において、教育長、商工会議所専務を始めとする会議所職員、市立高校、学校関係者、NPO団体、富士商工会青年部会長、キャリア教育のコンサルタントその他多くの方々が傍聴する中で、キャリア教育の取り組みや現状を踏まえたパネルディスカッションが開催されました。

パネリストとしては、宮崎英寿氏(マナビスタ株代表)和久田恵子氏(元市P連会長及び職業体験受け入れ企業)篠原千津美氏(まちの遊民社代表理事)児玉智之氏(富士市立岳陽中教諭)眺野大輔氏(市立高校開設準備室)コーディネータとして、上柳正仁氏(商工会議所青年部、研修委員長)
商工会議所青年部が今年、キャリア教育を取組んできた中で、キャリア教育をそれぞれの立場で関わっている方々の意見を聞く良い機会でもありました。富士市では、小中学校のほぼすべての学校で独自のキャリア教育は取り組まれています。高校においても、職業講話や職場体験は行われています。また、4月からは市立高校で本格的なキャリア教育が実践されます。常葉大学でも、インターンシップは取り組んでいます。キャリアデザインを進めるNPO団体もあります。そのような中でキャリア教育の課題も出され、結論的には、学校、企業、行政、地域、家庭と連携を進めるためにもコーディネータの存在やキャリア教育に関わる多くの機関を一元的にまとめる組織の必要性はある事でした。
(意見を求められる教育長)

教育長を始め関係者の方々は、キャリア教育の必要性も十分認識してくれています。ただ、キャリア教育を一般的にもっと多くの方々に情報提供をしたうえでの理解促進は進めなければいけない事だとは感じました。
私は、議会においてもコーディネータや協議会の設立は求めています。少しずつではありますが、輪が広がり始めています。今回、あと一歩の所まで来ているような気がしました。
(私は最後に講評を求められました)

キャリア教育については文科省も本格的に取り組む姿勢が打ち出されています。その事については、また書きます。まずは、キャリア教育のパネルディスカッションでの感想まで・・・・