浮島工業団地内に劇場があると新聞で知って、調べてみると、私の町内に住む支援者でもある長谷川五郎さんの富士フルモードの工場を使って富士フルモード劇場として、9月16日から18日までこけら落とし芸術祭での「文化大発電」と題してのイベントが開催されているのと事。
その富士フルモード劇場の主宰者は、五郎さんのお孫さんでまだ大学生である舞台演出家の長谷川皓大さん。工場を利用しての演劇の提供に取り組む活動には、若くして地域においてのまちづくりに取り組んでいる事に感心しながらも、高校の後輩であると聞いて何としても見に行かねばと台風が接近している中で上演されている演劇を鑑賞しに行ってきました。
ちょうど私が鑑賞した2人芝居である「蝶のやうな私の郷愁」に出演している鈴木遥平さんと影島沙絵さんも高校の後輩でした。芝居が始まる前に2人に会って話して分かったのですが、鈴木さんは現在、市の職員であり、もともと江尾に住んでいましたので、ご両親ともよく知っていました。また、影島さんは東大卒の才女ですが、ご両親が市の職員でありますので、日頃より大変お世話になっています。ほんと世の中は狭いものと感じます。ですから、そのせいかその他にも会場では知り合いの方が多く鑑賞していました。
2人が演じる劇は、台風が近づいている中でのアパートの一室で暮らす夫婦のやりとりでしたが、まさに台風が近づいている中ではぴったりの内容であり、2人の素晴らしい芝居には外での台風が近づいているのを忘れてしまうほど、違った空間に引き込まれてしまいました。
見終わった後は何となく心も豊かになった気がしました。
若い才能ある2人に拍手です。
富士フルモード劇場は、イベントして3日間の開催のようですが、私の住む近くで富士市に関係する才能ある人達の演劇が定期的に鑑賞できるなら、素晴らしい事であると感じています。9月18日の夜も劇が鑑賞できます。行ける方は行って見ては・・・
今後も、定期的にイベントを開催してくれることを望みます。ぜひ、富士市の文化大発電をしてください!!
期待しています!!