浮島沼釣り場公園の整備 (岳南朝日新聞6月30日掲載記事)

 

荻田氏は、東部土地改良区内の富士山ビュースポットの整備に関連し、浮島沼釣り場公園の整備について考えを求めた。小長井義正市長は「浮島沼釣り場公園は、浮島工業団地北西部に位置する面積0,75ヘクタールの風致公園。園内には魚釣りを楽しむ「めがね池」と貴重なトンボが生息している「赤どぶ池」があり、1年を通して多くの外来者利用している。また、2013年度には来園者の利便施設としてトイレを設置した事もあり市内外より多くの写真愛好家などが訪れている」としながら、「特にはすやレンゲが咲き誇る時期に「赤どぶ池」越しの富士山の眺望は素晴らしく絶好の富士山の眺望スポットとなっているが、周辺の木々などが生い茂り視界を遮っていることから眺望を阻害している」と説明。整備については「赤どぶ池」周辺は貴重などんぼの生息地となっていることから現在、池など整備する際に配慮すべき自然環境を把握するため、常葉大学社会環境部に浮島沼釣り場公園生態調査を委託している。今年12月20日まで実施されるが調査途中であっても樹木の伐採によりトンボの生育に影響が及ばない事が確認できれば,支障木々の伐採などを実施していきたいとえている。今後も地域の貴重な資源として多くの人に楽しんでもらえる公園となるよう丁重な管理に努めていきたい」と述べた。