知る人ぞ知る、超有名なお寺の住職の福岡県の南蔵院の林覚乗氏の「こころ豊かにいきる。〜日常のささやかな出来事の中に、大きな価値を見つけよう〜」と題した講演会が沼津で開催され一度は聞いてみたいと思っていた為に参加してきました。
南蔵院にはブロンズ製としては世界最大の釈迦涅槃像(全長41m、高さ11m)がありますが、それが1995年に出来た後、宝くじで前後賞合わせて1億3千万円が当選し、釈迦涅槃像のご利益がある事がマスコミで大きな話題となり、以来、参拝客が殺到し始め、今では年間120万人が訪れているそうです。
その南蔵院の住職は、年間230回以上の講演会をこなす、スーパー住職です。講演は、博多弁を交えながら、笑いあり、涙ありの速射砲のようなテンポのよい話術は聞く人を引き込みます。見方や視点を変えるとすべてが感謝する事が出来、言葉を言った方も、受け取る方も言い方や受け取り方でで大きな変化がある事を実例を挙げながら面白く話してくれます。また、お互いがお互いを求めると不満が出てしまう中では、損得で考えてはいけないとしており、大切な事は、「ありがとう」「すいません」「御苦労さま」と言う事で、支えてくれたものに感謝する事が大切であるとしていました。
60分の講演会でしたがあっという間に時間は過ぎ、もう少し聞きたいと言う印象はありましたが、次の講演が控えているとした中では、話が終わると早々に退席しました。売れっ子講演者である事が良く分かりました。
ありがたい話しが聞けた事と、何となく不安に思う事に対しても少し光が見える話しは、時間を作って行った甲斐は十分にある講演会でした。
気になる方は書籍、DVDやビデオも販売されていますので、そちらで確認してください。
(「心ゆたかにいきる」事を自らが実践している林住職は、講演多忙で全国を回っている中では、本業の住職としての仕事は成り立っているのか不思議に思いました・・・)
でも、話を聞きながら、自分の人生を「心豊かに生きる」事が出来たら本当に幸せだなと感じました。