新年度になり、地域、各種団体で総会が開催され始めており、慌ただしく出席しています。その中での、交通安全協会富士支部須津分会での挨拶では少し複雑な気分でもありました。と言うのも、先月交通事故に巻き込まれてしまった実父が、未だ病院におり、私を含め家族が毎日病院に通っている状況は変わらず、安協での総会での挨拶も病院からの帰りでもありました。
事故は起こしても、起こされても不幸な状況が生まれます。実父が事故に合い、家族も様態が良くならない事に心配しながらの病院通いが余儀なくされる生活が生じてしまう環境変化を、身をもって実感しながらの挨拶でもありましたので・・・・。
現在、交通事故死者数は減少傾向にあり、67年ぶりに4000人を切ったそうです。交通事故死者数が減少している事は誠に嬉しい限りですが、それでも、多くの方が交通事故で悲しんでいる現実はあります。また、高齢者の死者数はこの10年間で倍に増えているとの事。今後、高齢者がさらに増加し、認知者も大幅に増える高齢社会において、特に富士市のような車がないと生活しづらい車社会では高齢者による自動車事故は増加することは考えらます。あらためて高齢者の免許返納しやすい環境整備や事故が起こしづらくなる車の普及は必要な事であると感じます。
安協の活動は、交通事故撲滅に向けての啓もう活動が中心であり、朝、夜の街頭指導は大変で地味な活動であるように感じますが、とても大切な活動であると感じます。交通事故軽減は運転する人以外にも、誰もが気を付けなければいけない事であります。地域の安全、安心の推進はもとより、事故での不幸な状況が起こらせない為には、実父の回復を願いつつ本年度においても、交通事故ゼロを目指しての安協での活動はしなければいけないと思っています。
今年一年の交通安全を願いつつ、まずは、自分自身が事故を起こさない事を心掛けます。
交通安全スローガン
「安全をつなげてひろげて事故ゼロへ」