シンポジウムでの小池都知事の挨拶。

CIMG4956全国の地方自治体職員及び地方議会議員対象に開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたシンポジウム「2020年に向けて日本全国みんなで盛り上がろう」に参加してきました。
やはり気に成ったのは何かと話題になる主催者でもある小池百合子都知事の挨拶。
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小池百合子東京都知事がどんな挨拶をしたかと言うと

「いよいよ東京オリンピックまで、1344日、パラリンピックまで1366日となりました。知事になり、地球の裏側まで2回往復しましたが、リオで何を学んできた事を、各地を回ってオリンピックの気運を高めていくお願いをするグランドツアーを行っています。その上で、ワクワク感を分かち合い、2020年を東京だけでなく、日本中が盛り上がっていく大会にすべく、政府、地域にお願いをしています。また、全国各地の伝統工芸を世界中に発信しながら、環境、産業、教育、文化、スポーツの取り組みを更に加速していきます。前回の東京オリンピックでは戦後の復興を担い、新幹線、東名の開通等とインフラ整備を世界銀行よりお金をお借りして19年前に返し終えています。オリンピック開催は日本が変わる大きなきっかけとなりましたが、大きな環境変化がされた中で、2020年の東京オリンピックは、人口減少、高齢化が進み、どのような大会にしていくのかが大切であり、パラリンピックでの障害者を中心としたまちづくりは大きなキーワードであります。また、東北震災や熊本地震での復興オリンピックとしても発信する大きなチャンスでもあります。東京オリンピックは東京だけでなく、全国の地方都市各地でのオールジャパンで取り組みが重要ですが、既に4年を切った中で開催地の東京としても全力で取り組んでいきます。」
ちょうどIOC関係者が来ているので、会場選定を含め気に成る発言は無く、当たり障りない無い短めの主催者挨拶でありました。ただ、今回の小池都知事得意の英語でのキーワードは、オールジャパンでありました。昨年出席した同じシンポジウムでの前舛添都知事はレガシーと言う言葉をよく使っていたと記憶しています。
知事が変われば、おのずと使われる言葉は違ってくるのは当たり前ですが、今回のシンポジウムのテーマの通り日本全国で盛り上げるためにはオールジャパンと言う言葉が今後、多用されていく事が予想されます。
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文化芸術パフォーマンスの早稲田大学SHOCKERSと義足のダンサー大前光市氏は短い時間でしたが、圧倒されました!!!