10月7日富士ニュース掲載記事
富士市教育委員会は、職業講話の本年度件数は小学校が16校、中学校が13校、児童生徒が事業所を訪問し実際に働くことを体験する職場体験は、小学校4校、、中学校が16校すべてが実施する予定であることを明らかにした。市議会9月定例会の一般質問で荻田丈仁氏(自民クラブ)のキャリア教育先進都市としてのさらなる取り組みに関する質問に山田幸男教育長が答弁した。
山田教育長は、学校が市内で働く職業人を招き、生徒が仕事の魅力は具体的な内容などについて話を聞く、職業講話や職場体験に対する認識を「児童生徒の社会的、職業的自立に向けて、職業に対する視野を広げると共に自らの生き方を見つめ直す場として大変貴重であると考えている」と述べた。様々なキャリア教育プログラムを提案するfきゃるとの連携の進め方の問いには「fきゃるにと対しては23校の小中学校が職業講話などへの人材派遣や職業体験の受け入れ先となる事業所などの紹介を依頼した」と報告。
その上で「関係機関などによる小中学校のキャリア教育を支援する取り組みは年を追うごとに充実しつつあり、今後もさらに連携を深めていきたい」との考えを示した。
荻田氏は「子供たちが将来富士市に寄与する為にも、キャリア教育は重要だと捉えている。今後も連携を進めながら取り組んで欲しい」と要望した。