スポーツ拠点として魅力ある「函館アリーナ」

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東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致活動は全国各自治体で行われていますが、誘致を進める上での強いセールスポイントしてはスポーツができる環境や宿泊施設の整備は求められています。現在、スポーツ合宿誘致を積極的に行っている北海道函館市において、スポーツ拠点施設として昨年の8月にオープンした函館アリーナを視察してきました。
今回視察した函館アリーナは,メインアリーナ・サブアリーナの2会場及び武道館や会議室、スポーツジムを擁し市民の皆さまのスポーツ活動や大規模なスポーツ大会だけでなく,コンサート各種大規模コンベンションの開催も可能な施設として,北海道新幹線の開業年度である平成27年8月1日に開館しています。
(メインアリーナ・サブアリーナ・武道館と様々な室内競技に対応できます)
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整備背景としては、東京オリンピック・パラリンピックを見据えての事はありましたが、国内有数の観光地である函館市は、函館山からの夜景や西部地区の歴史的建造物、戊辰戦争最後の豚である特別史跡五稜郭など著名な観光スポットを始め、新鮮な海の幸や温泉など、アフターコンベンションに資産に恵まれている事から、これまでも各種スポーツの全国・全道大会を始め、大規模な体育館や会議場が無く、需要にこたえる事ができずにいました。また、市民からも、老朽化と狭隘化が目立ってきたことから、昭和50年の開館以来、スポーツの拠点施設として活用してきた市民体育館の改修を望む声が数多くありました。これらの状況を踏まえて市民スポーツ活動の拠点施設としてさらには大規模コンベンションに対応する多目的アリーナを新築整備したそうです。こけら落としには、地元出身のロックバンド「GLAY]がコンサートを行っており、8000人以上の観客で盛り上がりを見せたとの事です。現在は稼働率も良好で、様々な大会誘致も進んでいるそうです。
(スポーツジムまた利用者でもあったGRAYの展示コーナーも常設されていました)
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特質すべきことはメインアリーナは音響環境も整備し最大約5,000人を収容可能で、場所が北海道有数の一大温泉郷湯の川温泉街を擁する湯の川地区にあり、函館空港よりタクシーで10分、循環バスで30分、函館駅から市電で15分とアクセス良好なスポーツ拠点としてだけは無く、文化、産業展示等多彩な場面に即応できる「使いやすい」多目的施設でありました。
総工費80億円と聴きましたが、競技性が優れた床材の使用や空調・音響にも配慮された施設に羨ましい限りです。また視察項目でありましたが函館市では、スポーツ合宿者への宿泊補助制度もあります。

富士市においても、スポーツ拠点の整備や東京オリンピック・パラリンピックの合宿誘致を進めていますが、あらてめてハード、ソフト整備を含め、魅力あるスポーツ拠点としての総合的な取り組みを示していかなければ誘致合戦に勝ち抜けないのではと感じます。

 

 

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