観光としての絶景ポイントの見せ方について。

　　

先日、東京に行った際にテレビ等でも取り上げられていましたが、前から気になっていたくつろぎのお座敷船「下町探検クルーズガレオン」に乗船してきました。
東京スカイツリーから１分のおしなり公園から乗船ができ、何種類かのコースがありましたが、私が利用したのは旧中川のんびりコースで東京スカイツリーの真下を出発し、江戸時代に作られた下町の水路・北十間川を抜けて緑豊かな旧中川へ向かい、自然あふれる水辺で野鳥たちに出会いながらのんびりと舟遊びを満喫するクルーズでした。
所要時間５０分間で値段は大人２１００円。
  

値段的にも時間的にも納得できる設定でありますが、船ではお茶、お菓子付きでリバーガイドの説明を受けながら川から見るスカイツリーの絶景ポイントで止まり写真撮影をさせてくれます。

  

どのポイントでも歓声をあげながら皆さん夢中でシャッターを押します。移動しながら様々な顔のスカイツリーの写真が撮れます。特に水面に東京スカイツリーが映る「逆さツリー」は絶好の撮影ポイントでもありました。
 

その時、船に乗りながら、田子の浦港から沼川を利用して見る富士山も、きっときれいに見えるポイントがあるのだろうなと頭をよぎりました。
富士市では富士山絶景ポイントの整備を進めていますし、富士山絶景ポイントが沢山あるのはわかります。その中では富士市には海があります。また、海や港に面しており、そこへ流れ込む沢山の河川があります。
しかしながら、船の上から見せる仕掛けはありません。
あらためて一般的に海の上や川から見る見る富士山の絶景ポイントはあっていいと思います。私は海、川を利用して船の上から見る富士山の見え方は今までの絶景ポイントとは違う見せ方であり、必要であると感じます。

船を使っての観光施策としてはあくまでも民間がやる事でありますが、富士市には富士山以外にも工場夜景の売り出しに力を入れ始めています。だからこそ、岳南電車を利用しながらの田子の浦港から沼川を利用しての富士山絶景ポイント、工場夜景、自然体験クルーズなる富士市ならではの商品があればいいのにと強く思っています。

観光に力を入れる富士市の行政も積極的に富士山をからめ工場夜景に関しても海や川を利用しての仕掛けを民間と共同してぜひ進めるべきであると感じます。

話は最初に戻りますが、スカイツリーに上るのもいいけど、「下町探検クルーズがれおん」お勧めです。
これからのシーズン最高に気持ちいいです。
一度乗船してみてください。

楽しいです。