「若者に学びと就労の機会」を!!!!

静岡県は経済、地理、気候など環境に恵まれきた地域ですが今人口減少という大きな課題に直面してきています。昨年の減少数は北海道に続き全国ワースト2位でありました。

私は11月議会で新幹線の利便性向上の質問の中で、首都圏への新幹線通学者への定期代補助は人口流失策として有効であると市長へ提案しました。答弁では、「新幹線通学者の支援については大学のカリキュラム等の都合により対象者が限られ効果が未知数であることから現時点では考えていない」という残念な答弁でもありました。CIMG9982

静岡県の人口減少時代を深刻な問題として、1月6日の日本経済新聞に「人口減と向き合う」と静岡県の自治体のトップリーダーとして、静岡市長と浜松市長の提言が掲載されていました。

田辺静岡市長は若者の人口流失をどう食い止めるか大きな課題として、「若者の転出を防ぐには学びと就労の機会をセットで整備する必要がある。雇用を創出する産業振興だけではなく大学や専門学校の誘致、整備を進める、首都圏の学校に進学する学生には市内から新幹線で通学できるよう交通費の助成も検討している」と提言しています。富士市より遠い静岡市が首都圏を通学圏と捉え、若者が戻ってこれる、通いやすい、帰ってこれるまちを目指し、新幹線こだま号の最終便、始発の増便や通学者への助成を進めようとしています。
静岡市長が進めようとしている提言は私が富士市議会で求めている事でもありました。小長井富士市長には改めて、新幹線の利便性向上として、新幹線の乗車率を上げることしても通学者への補助は考え直してもらいたいことであると強く思っています。
富士市が若い人にとって住みやすいまちとして選ばれるためにも「若者に学びと就労の機会」をもっと考えることは求められています。