海上自衛隊護衛艦むらさめ視察

 商工会議所青年部で渡辺会長をはじめ会員13名で横須賀の海上自衛隊へいってきました。富嶽自衛隊の三尾さんの紹介で護衛艦むらさめを見学できました。新テロ対策特別措置法の動向がどのようになるか気になる中で海上自衛隊の一部を垣間見るいい機会でした。
 むらさめは平成8年3月に就役した護衛艦であり、垂直装置をはじめと多数の近代化された武器をコンピューターによった管制し空中、水上、水中のいずれからの攻撃にも対処可能な能力を有しています。また、乗員の居住環境も快適な生活が送れるよう改善され省人化のための様々な装備もなされています。ちなみに船の値段は850億位だそうです。海上自衛隊の皆さんはきびきびとした動きの中で乗船する時には敬礼をしていただきました。日頃よりの日本の為の活動には感謝せざるえません。
 帰りには横浜によったのですがちょうどクラッシックカーのレースの最終ゴール地点であったため、参加していた、富士市の星野社長やマッチや西田ひかるさんにあえちょっとうれしかったです。

東部地区の水害対策を

東部地区の水害対策を

光ファイバー整備 工業団地と協働で要請

荻田氏は、七月に大きな被害をもたらした台風4号について取り上げ、江尾地区など市東部地域での被害の激しさを強調。「この地域は以前から浸水常襲地。水害の心配のない安全・安心な地域にしなければならない」として、問題の早期解決に向けた対策をただした。
鈴木市長は、県農林事務所による湛水防除事業で昨年度に万騎沢に調整池一カ所が整備され、今後は江尾江川の調整池二カ所の整備、二カ所の排水ポンプ設置の計画が進んでいることを説明。
根本的な対策として江尾江川下流域や沼川、田子の浦港の石水門の改修の必要性などを指摘した上で、「いずれも県、国の協力が必要であり、事業が早期に実施されるよう強力に要請していく」と述べた。自身が会長を務める沼川改修促進期成同盟会としての取り組みも含めて県、国への働きかけを進める意向を示した。
荻田氏は、光ファイバー接続など情報通信基盤整備の重要性、民間主導では導入の難しい地域への行政による支援の必要性を指摘。県の策定した「しずおか光ファイバー整備構想」を踏まえ、工業振興支援を含めた市の対応をただした。
鈴木市長は市街化調整区域にある浮島工業団地、グリーン工業団地、現在計画が進められている富士山フロント工業団地が光ファイバー未整備地域に当たることを説明した。
その上で、「浮島工業団地からは整備に関わる要望書が提出されている。通信事業者側では『団地内の利用者がまとまり、要望書が提出されれば検討する』としており、今後は工業団地と協働し、通信事業者に要請していく」とし、地理的な情報格差の解消、光ファイバーによる情報の利活用・普及に努めていく考えを示した。

江尾地区の浸水深刻

江尾地区の浸水深刻 治水対策の調査へ9月補正で費用計上

富士市は、須津地区江尾など東部地区の有効な治水対策を検討するための調査に乗り出す。今夏の台風4号で近隣住宅の床上、床下浸水、道路冠水などの被害が深刻だったことを受け、九月補正で調査委託費を計上した。市議会九月定例会の荻田丈仁氏(市民クラブ)の一般質問に答えた。
荻田氏はことし七月十四日から十五日にかけて台風4号がもたらした江尾地区などの浸水被害の深刻さを報告する中で、問題の早期解決に向けた取り組みをただした。
今後の対策として市は「万騎沢(まげさわ)狭窄(きょうさく)部の江尾江川合流点から上流柵渠(さっきょ)部の改修が必要」としたものの、下流部の江尾江川の改修が前提となるため、県の改修状況を見ながら計画するとした。
抜本的な浸水対策としては、江尾江川の沼川合流部までの河川改修の早期実施、沼川石水門を改修する必要を示したが、県事業で国の支援も必要であるため、早期実施を国や県に強く要請するとした。
今回の台風4号に伴う浸水等被害の最大要因として、市は二十四時間雨量三百六十㍉という過去最高の降雨量に大潮が重なったことをあげている。
さらに沼川、江尾江川、万騎沢等の河川流下能力不足、市道吉原沼津線以南の田んぼの地盤が上がったことも影響したとの見方を示している。
被害の緊急対策として、市は地区内の側溝や水路、河川にたい積した土砂の浚渫(しゅんせつ)を実施。
県富士土木事務所も江尾江川における県道三島富士線−吉原沼津線間の浚渫を実施した。本年度中に吉原沼津線より下流の浚渫を行う予定という。
江尾江川における市道吉原沼津線から新幹線までいっ水個所の護岸かさ上げ、柵渠(さっきょ)部分の護岸改修にも年内に着手し、来年の雨季前までに完了させる考え。
県富士農林事務所も十八年度に湛水防除事業で万騎沢に約三千六百立方㍍の調整池設置と沼川への強制排水を行うポンプ二カ所の設置を計画しているという。
中日本高速道路でも第二東名関連で建設した調整池機能を最大限に活用するため、放流口を現況の二分の一に絞り、工事用道路の雨水対策を検討している。
荻田氏は、今後の対策の実施機関が複数に及ぶことから一元化を図ることも要望。市は「河川課で対応したい」とした。

浮島ヶ原自然公園指定管理者制導入へ

浮島ヶ原自然公園指定管理者制導入へ

富士市議会、市検討
富士市議会六月定例会本会議は二十七日、前日に続いて一般質問を行い、七氏が市当局の姿勢をただした。
四月から部分供用が始まった、同市の浮島ヶ原自然公園について、鈴木利幸都市整備部長は「将来的には指定管理者制度を取り入れていきたい」とし、全体の供用が始まる予定の平成二十一年度以降、同制度の導入を図る考えを明らかにした。また、トイレやレストハウスなどの建設計画などがあることも示した。
一般質問は二十八日にも行う。

東部地域活性化へ 交通アクセスの向上などを求め

東部地域活性化へ 交通アクセスの向上などを求め

荻田氏は、歩いていける範囲を生活圏ととらえてさまざまな都市機能をコンパクトに集積する「コンパクトシティ」の有効性を指摘するとともに、郊外における地域の特性を生かしたまちづくりの重要性も強調。市東部地域の活性化に向けて、交通アクセスの向上と歩道・自転車道整備、浮島ヶ原の自然環境の保全、四月から一部開園となった浮島ヶ原自然公園の有効活用などを求めた。
鈴木市長は荻田氏の挙げた吉原浮島線、柏原江尾線、田中新田中里線について、展業用道路として整備・管理されてきた経路を説明した上で、「昨年三月から市道に認定し、管理している。自然環境と調和した道路として交通アクセスの向上、歩道・自転車道の整備に向けて検討したい」と応じた。吉原沼津線の新幹線高架以東のエリアについては「北側に歩道があり、南側への歩道整備の予定はない。今後の道路利用状況をみながら検討したい」とした。自然公園の活用については「残りの整備とともに、案内看板の設置、パンフレット作成などを進めたい。自然観察や学習の場としてますます利用されることを期待する」と述べた。

東部地区活性化へ 道路改良促進など求む

東部地区活性化へ 道路改良促進など求む

荻田氏は市内東部地域の特性を生かした住みよく安全安心のまちづくりの推進を市長に要望した。
質問で同氏はまず、市の第三次国土利用計画にコンパクトシティがあることをとらえ、「一般的概念でコンパクトシティは、公共施設など生活機能を一極に集中させるとされているが、市の目指すコンパクトシティは、地域ごとに徒歩圏内に生活に必要な施設がそろっていることと考える」と前置き。
具体的な要望の中で同氏は、県営ほ場事業で整備された複数の農道が周辺地域の生活道路の役割を担っている一方、農道という成り立ちのため路面の荒れなどの課題を抱えていると指摘。その上で「交通アクセスの向上と歩道、自転車道の整備も併せてすることで、健康と、車に頼らないという意識づけもできる」とした。
市長は荻田氏が整備を要望する道路のうち三線が平成十八年三月に市道に移行されたことを伝えた上で「これらについては現地の土質調査などをした上で、歩道、自転車道の整備に向けて検討していく」と前向きな取り組みを約した。
荻田氏は、東部地区の新たな期待を担う浮島自然公園の活用についても質問。
市長は「あらゆる人々が安心して楽しめる自然観察の場として利用できるようパンフレットの整備も考えていく」とした。”

19年9月議会報告

富士市浮島工業団地組合様

9月議会報告(光ファイバについての質問)について

初秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。
さて、貴組合様で、問題でありました光ファイバ整備について富士市議会の9月定例会において、9月28日の一般質問で取り上げさせていただきました。その際には組合の青年部の有志の皆様も傍聴に来て頂きまして本当にありがとうございました。今回、私が質問した原稿及び新聞掲載の文面をお渡しいたします。2項目の質問をさせていただいたのですが、一時間すべて使い切った中で、新人議員ですので場慣れしてない分、多少時間配分を間違えた中、情報インフラ整備については十分でなかった事は反省しています。しかし、市長及び工業振興課の人たちは先の組合様からの要望を受けていろいろと現在検討は進めて頂けています。富士ニュースでは情報インフラについて触れられていなかった事は大変残念ですが、岳南朝日では的確に記事にしていただいてくれました。今後、広報富士や議会ニュース、また、議事録に文字として残っていきますので実現にむけて推進の材料とはなると思っています。
貴組合様の益々の発展を願うと共に今後共精一杯取り組んでいきますのでよろしくお願いします。まだ、議会中ですので、まずは文章にてご報告させていただきました。

19年9月一般質問

「1. 東部地域の水害問題の早期解決について」
「2. 情報インフラ整備(光ファイバ等接続)について」

お許しをいただきましたので私は先に通告いたしました2項目4点について質問させていただきます。
最初の一項目は、東部地域においての水害問題の早期解決について、を質問いたします。沖縄から東北まで広い範囲に大雨を降らせた台風4号は、7月14月から15日にかけて静岡県内を暴風雨に巻き込み、本州の南岸沿いを東に進んで行きました。県内においても、大きな災害をもたらした、この台風4号は14日午後に鹿児島に上陸した際、中心気圧が945ヘクトパスカルであり、7月としては1951年の観測開始以来、もっとも低く、暴風、強風域も広かったほか、7月の台風は東シナ海から中国大陸に向かうことが多い中、今回は、日本の南東海上にほぼ停滞する太平洋高気圧の周囲を時計回りに、本州の太平洋沿岸を進む、7月としては珍しいコースでした。気象庁によると、この背景にはそれぞれラニーニャ現象と太平洋高気圧が影響していると発表しています。富士市では、総雨量が364ミリ、最大時間雨量14日午後11時34ミリと1976年の総計開始以来の7月での最高記録を観測いたしました。この台風4号の影響により、大きな被害をもたらしましたが、富士市域、特に江尾地区、一部、境地区において住宅の床上、床下浸水、倒木、土砂崩れ、道路冠水による通行止め、車の水没等の大きな被害のつめ跡を残して行きました。この台風4号では、江尾地区の役員を始め地区水防、須津水防団などの多くの地域の人がでて対応をし、洪水であふれる水につかり、ずぶぬれになりながら必死で活動をしましたが、自然の力には勝てず大きな被害を、食い止めることはできませんでした。私も当日、夜9時から翌朝3時まで災害場所での活動をいたしましたが、水の猛威を、肌で感じ取るのが精一杯で、被害にあわれている、住民の心中を察すると大変なことになっているとしか言い表せませんでした。
新聞、テレビ等でも全国的に取り上げられた江尾地区では、床上浸水16件、床下浸水69件、また2世帯13人が避難をした大きな被害をもたらしました。この地域は以前より水害の浸水常襲地ではありましたが、今回は雨量が多いとはいえ、江川の氾濫の速さ、泥水赤土の多さ、また水の引き方の遅さ等今までにないものでした。これは住民の方々が口を揃え云われた事でもありました。今までとは違う感じがする中で、開発により大きな影響も考えられますが、新たに作られている貯水池の機能不全、またかつてより問題の場所でもあるこの地域の、根本的問題の解決が進まない状況でもあります。今後、この東部地域に住む人達に水害の心配のない安心・安全な地域にしなければなりません。今回の被害で、江尾江川による江尾地区がクローズアップされた形ですが、東部地域には水害が起こりうる箇所が他にもありますので、まずこの問題を一刻も早く解決する為の治水対策を進めて頂くことが他の場所の治水にも関係する為に、次の2点について質問をいたします。
東部地域、主に江尾地区においての水害による被害をもたらした要因は、数多く考えられますが、7月15日の午後1時より69人の職員を動員し、被害調査を行なった中での、今回の水害についての市としてとらえている要因はどのようなものかお伺いします。また2点目として、問題点に対して具体的にどのような対応及び治水対策を進めているのか、また、問題個所である江川、沼川、放水路、田子の浦の石水門と県、国と管轄がそれぞれ違うがどのような形でとりくんでいくのか?お伺いいたします。
次に2項目として情報インフラ整備(光ファイバ等の接続)について質問をいたします。
近年の情報技術の急速な発展と普及により、仕事や市民生活等の各分野において高度情報化は着実にまたものすごい勢いで進んでいます。富士市では昨年の3月に富士市情報化計画で情報化にむけた理念や基本方針また基本的な取り組みを策定し基本方針に対する具体的取り組みや情報化にむけての実施計画をだしています。今、情報環境が変化している中で、光ファイバ等の情報通信技術の飛躍的進歩は、時間や距離といった制約を乗り越え瞬時に世界的規模で情報交流を可能にしています。また、光ファイバを利用したブロードバンドサービスは、高速・大容量・常時接続・定額料金などの特性を有しており、動画等のサービスの提供、経済活動での有効利用、高度な公共・行政サービスの実現など様々利便性を地域にもたらすことが可能で、いつでも、誰でもが利用できる「ユキビタス・ネットワーク」を実現するために最も重要な基盤です。光ファイバ等による通信サービスはビジネスの世界では必要不可欠であり、工業都市富士市においては、住民サービスは勿論の事、企業競争が激化し企業として企業として生き残る為にも、情報格差が無いように、早急に情報インフラ整備が求められています。しかしながら、光ファイバ網については民間主導原則に基づき電気通信事業者等による整備が進められており、光ファイバ網を活用した一般利用者向けの超高速インターネットサービスについても世界に先駆けて都市部を中心に提供が開始はされているものの、多額の設備投資が必要なために思うように進んでいないのも実情です。富士市においての光ファイバ等の整備を推進している通信業者には、主にNTT西日本とビック東海が取り組んでいますが、都市部など採算性が確保される地域に整備されているものの未整備、未接続地域が存在しています。これは光ファイバ網を新たに敷設することは多額の費用を要するものであり、採算性等の問題のある条件不利地域において、富士市でも民間事業者による光ファイバ網の整備が進みにくいと聞いています。未整備、未接続地域の人たちにとっては早く接続をしてほしいという要望があります。
国においては、情報通信技術の活用により世界的規模で生じている急激かつ大幅な社会経済構造の変化に的確に対応する緊急性に鑑み高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進しています。静岡県では「しずおか光ファイバ整備構想」として「静岡県は情報インフラ整備を進めるため「しずおか光ファイバ整備構想」を策定した。山間部等条件不利地域で民間主導では整備が難しい地域に行政の支援制度を生かす。2006年度で76%の世帯カバー率を2011年度までに全世帯までに広げる。2011年の地上デジタル放送の切り替えも見据え県内のネット環境を整備する。県内の光ファイバ世帯普及率は2006年3月まででは全国20位の7.2%に留まっておりサービス提供地域も都市部に限られていた。整備が進む都市部は民間事業者に任せ、不採算が見込まれる山間部等については行政が促進する。インフラ整備にあわせ各地域でセミナーワークショップを開き市民の利用を促進して需要確保を図る。また11年に移行する地上デジタル放送の視聴手段としても有効とみている」と発表しています。国、県の示す方向性を踏まえ地域経済を活性化させ活力ある富士市にしていくためにも、民間任せだけではなく市としても光ファイバ等の未整備地域に対して積極的に推進していかなければならないと思い2点をお伺いいたします。
1点目として、超高速、大容量通信がもとめられていますが光ファイバ等接続および整備環境をどのようにとらえまた、富士市における情報インフラ整備は現在どのような状況であるか?をお聞きすると共に2点目としては工業都市富士市では多くの事業所があり、富士市の経済を支えています。しかしながら工業出荷高も平成13年までは県内2位であったのにもかかわらず平成17年には6位まで落ち込んできています。企業に関しては光ファイバ等が接続できないと今後、死活問題でもある以上、新たな工業団地を作り企業誘致には力をいれている状況でもありますが、既存企業の支援としても、情報インフラ整備(光ファイバ等)にすぐに取り組んでいただく工業振興支援を考えていただけるのか、また県への動きに対してどのような働きかけをしていくのかをお伺いして一回目の質問といたします。