治山事業に関するパネル展示

水害対策進める上で重要な、沼川流域の河川整備計画についての進捗状況を確認をしに富士土木事務所に行ってきましたが、整備計画は、まだ時間が掛かるようです。
帰りがけに総合庁舎の1階で偶然目にした「富士を守る治山事業」いうのぼり。
何かな?と確認すると

治山事業に関するパネルや写真が展示されていました。

県では、6月1日〜15日まで県下一斉に治山パトロールを実施しており、富士市でも7日に「治山パトロール」が行われたそうですが、富士市でも3月15日に震度5弱の地震もあったので、危険個所がないか入念なパトロールはされたと思います。「治山パトロール」に関しては、農林事務所で、市の職員と協力して集中豪雨や台風等により発生する山地災害から県民の生命・財産を守るため、治山施設や保安林の状況等の点検を行うものです。近年、局地的大雨による山地災害が多発しており、治山パトロールの重要性が高まってきています。静岡県では、昭和63年より毎年梅雨期前に治山パトロールを実施しています。

せっかく総合庁舎に来たので、治山事業はどんな活動をしているのかと展示パネルを見て勉強させて頂きました。
昨年、県内において小山町で大雨による大規模な災害が発生しましたが、広域連携を取りながら復旧を進められていたと思います。地震が起てからは、ちょっと忘れていましたが、梅雨に入りをしていますので、水害や土砂崩れ等の地震以外の防災対策もしっかりと進めなければいけない事でもあると展示パネル見ながら啓蒙されました。
15日までパネル展示はされています。
見てください。

防災マップを確認してください。

浜岡原発停止の際に、菅首相は東海地震は、今後30年以内の発生確率は87%で、「いつ起こってもおかしくない」と切迫性が指摘されていました。
東海地震がより現実味を帯びている中では、震災後の選挙では富士市の防災対策を、多くの議員の皆様も演説を行った際に、取り組む課題の一つとして訴えていたのではないのでしょうか。

選挙終了後、議会でも、防災は最重要課題であるとし、地震防災対策特別委員会が設置されています。(私も特別委員会の委員です)
また、新たに議員になられた方もいますので、議員研修会が開催され、富士市の防災についての説明がありました。
防災危機管理課より、富士市地域防災計画、防災マップ、災害対策基本法、富士市防災会議条例、富士地域の推定震度分布図、推定液状化危険度図、富士市の東海地震被害想定、広域地避難計画、要避難地区、避難対象地区設定状況、救護病院一覧表、防災ヘリポート設定状況、応急給水計画の資料説明の後、質疑がありました。
今後は地震防災対策特別委員会において、想定外で片づけられることが無いような見直しや修正が図られなければいけない事でもあります。

昨年の4月に富士市の全戸に回覧板で富士市防災マップが配布されています。今回の震災を契機に多く方が防災意識を持っていると思いますが、議員研修で、富士市防災マップを見ながら、市民の皆様には防災マップは改めて見直して頂きたい事を感じました。配られた時に、どこかに片づけて見ていない方が多いのではないでしょうか。早急に、少なくとも避難場所だけでも確認してください。
災害時には、自分の身は自分で守るが基本ですので・・・