認知症ケア「ユマニチュード」を学ぶ!

福岡市のウェルビーイングに関する視察では、人生100年時代を見据え、市民一人ひとりが最後まで自分らしく暮らせるまちづくりを進めていることを学んできました。

 


その代表的な取組の一つが、平成30年から導入されている「ユマニチュード」です。
私は「マグニチュード」という言葉は知っていましたが、「ユマニチュード」は初めて耳にしました。
ユマニチュードはフランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味を持つ造語で、認知症の方をはじめ介護が必要な人へのケア技法として、医療・介護施設や在宅介護の現場で活用されています。

認知症の方は、記憶力や判断力の低下により、知らない場所にいるような不安を常に抱えています。同じ質問を繰り返したり、同じ行動を取ったりすることも、不安の表れであることを理解することが大切です。また、後ろから突然声を掛けたり体に触れたりすると、不安や混乱を招き、症状を悪化させる場合があります。

ユマニチュードでは、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つを基本の柱とし、相手に「あなたは大切な存在です」という思いを伝えながらケアを行います。

福岡市役所のトイレは認知症の方にもわかるようなトイレ表示がされています

この考え方は、認知症の方の尊厳を守り、安心して暮らせる地域づくりにつながる大変重要な取組だと感じました。


福岡市では10月17日から19日までユマニチュードの国際会議が開催されます。ぜひ、富士市市の担当者に参加して頂くことを促されました。
私自身、実母や義母も認知症気味であり、ユマニチュードは興味深く大変良い視察でもありました。