中小企業への支援の強化は必要!

8月も後僅かとなりました。
相変わらず暑い日が続きますが、月末、私が関係する団体の一つである法人会の会議が夜に連日して行われ参加しています。2日続けての議題は、会員増強であります。どの組織においてもですが、組織維持のために会員勧奨は行われています。

 

法人会においても、4000社を目指しての会員勧奨が進められていますが、力をいれているものの目標到達までは至らず、令和6年度末の会員数は3772社でありました。令和6年度も過去最高の125社の会員増強が図られているるものの退会は168社と前年より43社の減少です。主な退会理由としては、休業、廃業が、事業縮小、高齢、後継者不在、死亡等です。取組強化はしているものの会員数は減少傾向である状況にあらためて感じることは、中小零細企業において大変厳しい状況であると感じます。働き方改革に伴い人手不足はもとより、物価高騰で働く側も大変でありますが、企業側に求められている最低賃金の上昇や社会保険、雇用保険等の加入条件の緩和等使う側の負担はましています、当然それへの対応も企業収益に影響を与えています。

法人会の退会が増加している状況は廃業や事業縮小が余儀なくされる切実な状況があります。刻々と変化する社会情勢下、企業の存続・発展を図るには、正しい知識と情報が必要だと感じます。行政にも人手不足、事業承継等現場に寄り添った中小零細企業への事業支援の強化は求められる事であると経営者である議員として強く感じてます。
11月には最低賃金もあがります。
元気あるまちになるべく、中小企業支援もしっかりと取組む富士市であるべきです。