専門学校との関係強化へ 富士市長「懇談の場」設置方針

静岡新聞6月25日掲載記事

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富士市議会6月定例会は24日5氏が一般質問を行った。小長井義正市長は市内の専門学校との関係強化に向けて懇談の設ける方針を示した。情報交換を皮切りに、学校の留置に繋げる。荻田丈仁氏(新政富士)への答弁。
現在、市内には公立1校、私立4校の専門学校5校が立地する。専門学校の届け出や助成は県が所管するが、常葉大学富士キャンパス撤退の教訓を生かし、市として独自に関係性を構築し支援の方策を探る。小長井市長は各校との連携強化が「若い世代の移住定住、にぎわいづくりとって重要」との認識を示し、各校の課題や意見を直接聞くと述べた。同市は、JR富士駅北口の再開発ビルに専門学校、JR新富士駅南地区へサテライトキャンパスなど、高等教育機関の誘致を進めている。サテライトキャンパスについては東京圏の233校に進出意向調査をしているも明かした。