須津川で砂防築堤の重要性を学ぶ

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河川の水害対策施設として、土石流や流木対策として砂防築堤があります。
須津川においても、砂防築堤施設は国、県で設置されていますが、国において設置された砂防築堤が今回の大雨で大きな効果があった事について、国交省富士砂防事務所が、須津川の砂防築堤設置場所で富士砂防事務所の藤平所長より現地説明がありました。

 

(説明する藤平所長)

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藤平所長からのパネルを使っての報告では、今回の大雨において、須津川において、雨量が特に多く600㎜が記録されており砂防築堤に設置された定点カメラで状況が確認されていました。今回の大雨では注目場所であったとの事です。

(大雨時の須津川の砂防築堤の状況)
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(設置された定点カメラで記録されています)
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(砂防築堤の役割の説明)
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その結果、今回の大雨で須津川はどのような状況であったか、また、その後、砂防築堤で川を流れる土砂を留め、多くの流木を下流部に流さないようせき止められている事で水害軽減の効果が明らかであった事が証明されたことの報告がありました。

今回の説明会については、須津川の状況を含め効果について地元の皆様に説明したいとの申し出が富士砂防事務所より鈴木県議にあり今回、開催されています。説明会には関係する須津まちづくり協議会の役員以外に、県関係で富士土木所長他職員、市からは副市長、建設部長、技監、須津まちづくりセンター長他職員が参加しました。
(現地で砂防築堤の土砂と流木を確認)
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関係する行政の皆様は砂防築堤の効果の検証であったと思いますが、地域住民としては、須津川の上流部に設置されている砂防築堤が水害軽減に大きな役割を担っている事、今回の大雨でもしっかりと機能していることで須津川下流部に被害が出なかったことの確認できたことは大きな安心にも繋がりました。
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私も須津川の大雨後の状況は直ぐに確認してましたが、あらためて、須津川での水害対策として砂防築堤の重要性を学ぶことができました。