「東小学校における学校教育の未来を考える会」始まる。

富士市では「富士市立小中学校適正規模・適正配置基本方針」を令和2年6月に策定しています。その説明会が昨年より行われていますが、具体的な動きの中で学校規模の適正化が必要な学校についての検討が行われ始めました。
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私が関係する地域として浮島地区がありますが、富士市で一番東にある東小学校の現状は令和3年4月7日時点で児童実数は全校で62名。今後の児童予想数を見ても減少傾向にありますので、学校規模の適正化の検討について必要性のある学校として東小も該当しています。新年度になりPTAをはじめ区長さん等地域の関係者で「東小学校における学校教育の未来を考える会」が立ち上がっての会合が開かれましたので関係議員として傍聴させて頂きました。

傍聴をしながら、少子化が進む中で、小さな地域において、特に農振地域である浮島地区では少子化は深刻な問題でありますが、今回の学校教育の未来を考える会であっても、今後、人口減少がさらに進むことを考えれば学校の存続も含め教育環境の整備だけではなく地域の将来を考える時が来ていると感じます。
地域の教育環境についてはそれぞれの考え方があると思っていますが、一番考えなければいけないのは子供たちの学びの確保であるとしていますので、子供たちにとって何が一番良いのかも含めしっかりとした議論は必要であると感じました。
今後「東小学校における学校教育の未来を考える会」は2年間の期間行われますが、検討会で存続の結論を必ずしも出すことではないと聞いています。また、多数決で決める話でもないと聞きました。
小さな地域ですので多くの人の意見を聞いて住んでいる人たちへ不安を与える事がないような納得のいくような話し合いやしっかりとした説明が進められていく事を期待します。私もしっかりと見守りたい思います。