現在、農業委員を務めています。
農業委員会は、農地法に基づく売買・貸借の許可、農地転用案件への意見具申、遊休農地の調査・指導などを中心に農地に関する事務を執行する行政委員会として市町村に設置されていますが、農業委員会の性質上、コロナ禍であっても会合(農業委員会)を持たなければならなく感染予防対策を取りながら原則毎月農業委員会は開催されています。
農業委員として新年度になって初めての農業委員会や富士市農業振興推進協議会の総会が開催されており出席しています。農業振興に関しては、現在のコロナ禍では飲食店や各種イベントでの需要減少、市場価格の低下などを受け市の農業は厳しい状況であります。ただ、自宅で過ごす時間が多くなり、地産地消の意識の高まりつつありますので、今後、さらなる販路拡大や市民への農産物の利用拡大を図る施策は求められます。また、このところ、農道が荒れているとの指摘も受け、週末は現場へ足を運んでいます。
新年度になり農業の基盤整備はもとより後継者不足や高齢化、耕作放棄地対策等々課題も多いですが、引き続き農業委員として農業振興に対しても力を入れねばと感じています。