はせ川の大女将に夜の市長と言われてました・・

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私の人生の中で兄のように慕っている人が何人かいますが、その内の1人は吉原にある老舗日本料理屋の割烹はせ川の小口社長、尊敬する経営者の1人でもあります。高校の先輩、後輩でもありますが、33年前に青年会議所に入会してからは兄弟のようなお付き合いとなりました。現在、コロナ禍となり飲食業界は大変厳しい状況であると思っていますが、いつも笑顔で大変さを感じさせません。立派です。そのお世話になっている小口さんの母、はせ川の大女将、伸江さんが亡くなりました。

大女将には議員になる前から、お店や能面の発表会等に行くと、当時、小口さんと頻繁に夜中まで出歩いていましたので、顔を合わすたびに「夜の市長さん、いつもご苦労様」とからかわれていました。私からすれば私が夜の市長なら、大女将の息子さんは夜の県知事でもあると言い返したかったのですが言えませんでした。
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その大女将の通夜の際に回想録を頂きました。
大女将の生き様が書かれた素晴らしい回想録を手にして想いだしたことは、はせ川100年のお祝いで「両親から頂いた健康な身体に感謝して、100歳まで頑張ります」と言っていた事です。

(大女将から夜の商工会議所会頭と言われていたのは私の隣にいる市川社長です)

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その意味では92歳でお亡くなりなった事は残念な事であると思いますが、とてもきれいなお顔でありました。僭越ながら、大女将に夜の市長と言われていた身として、あらためてお店では大変お世話になりました。これからは天国で早くにお別れになったご主人様と仲良く楽しんで頂ければと思っています。ありがとうございました。
合掌