富士市立小中学校適正規模・適正配置基本方針の説明会始まる。

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少子化が進み、社会情勢が急激に変化している中では、より良い教育環境を整備するために富士市では本年6月に「富士市立小中学校適正規模・適正配置基本方針」が策定されています。その方針の説明会がコロナ禍で延期されていましたが始まり始めました。全市的に行われる説明会でありますが、いち早く私が関係する浮島地区で説明会が開催されましたので、参加してきました。会場は密を避けるため体育館で開催されましたが、少子化が顕著で児童数が少ない小規模校である東小学校は切実な問題である為、多くの方が参加していました。

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方針説明での方向性として、児童数が少なく複式学級が余儀なくされている東小学校の状況は、早急に適正化の検討を進めますに該当し、今後のスケジュールとしては、検討をすすめるための年度内に「仮称・○○学校区の教育を考える会」を設置してどのようにしていくかを検討していく事が説明されています。

以前より、東小学校が無くなると言う噂が流れており不安を感じている人たちは多く、説明後の質疑・意見では多くの発言がありました。
「数字だけの判断ではなく、地域の実情をしっかりと理解して欲しい。子供の事を第一に考えての取り組みであるべき。今後のロードマップ示して欲しい。学校が無くなる事でまちが寂れてしまうので学区見直しや人口が増える政策を考えて欲しい。考える会では残すと言う結論もあって欲しい。東小の良さを残して欲しい」等々出されていました。切実な声を聴きながら、存続を前提に地域でも学校についてしっかりと考える時が来ていると思います。
浮島地区では、来月には、土地利用の地区計画の説明会が開催されます。人口減少、少子化が加速する中では、地域の将来を見据えて小学校だけではなく浮島地区をどのようにするかの取り組みが求められていると思っています。