7月15日の朝7時、ベッドで寝ていると実母から電話がありました。
眠いのに朝一番から何事かと思えば、
「お誕生日おめでとう。ちょうど今頃、あなたが生まれたんだよ。お天王さんがあった明け方の5時くらいから蒲原病院で陣痛が始まって、7時5分ごろに生まれたんだよ。60年元気で良かった。」との今年88歳になった実母からのお祝いの電話でした。
実母には、「ありがとう。まだまだ元気で頑張るよ」と言うと嬉しそうな声で「私の歳まで後、30年位は頑張れるね」と言われましたが、そんなに頑張れるものかと思いながらも「そうだね、母さんも元気でね」と返事をしときました。多分、朝になるのを待って電話してきた母親は、私は幾つになっても母親にとってはお腹を痛めた子供であります。
子供の頃は母に顔が似ていると良くからかわれて、それが嫌で嫌でしょうがなく母親とは喧嘩ばかりした想いでしかありませんが、今あるのは実母がいるからだと思っています。
数日前に還暦だからと言って写真を撮って見たのですが、歳をとってきたら益々母親に顔が似てきた感じがします。最近は母に顔が似ていると言われても嫌でなくなりました。母にはできるだけ元気でいて欲しいです。
還暦を迎えた朝、改めて実母に感謝です。