新年度の富士市の施策の中に、青春マイレージ事業に変わる事業として歩くことによる健康増進を幅広い世代へ普及促進するためスマートフォンアプリを活用した「ふじ健康ポイント事業」があります。似たような事業として、先日、行政視察に行った新潟県見附市で先進的に取り組んでいるスマートウエルネスを視察した際に説明を受けた中で、健幸ポイント事業がありました。これは、市民の健康づくりを応援し、地域を活性化することを目的とした事業です。日々の歩行や運動など健康づくりをする事でポイントが貯まり、そのポイントは地域商品や寄付として交換ができます。
その事業の根幹には、病気は歩くことで予防・改善ができるとして歩く事のエビデンスとして、1日一歩あたりの医療費抑制効果として、0.065~0,072円と試算されており、今より1500歩、歩く事で一人当たり年間約35000円の医療抑制相当になるとしています。また、1日の歩数と予防・改善できる可能性のある病気では、
2000歩寝たきり
4000歩うつ病
5000歩認知症・心疾患・脳卒中
8000歩高血圧症・糖尿病・
10000歩メタボリックシンドローム
12000歩肥満
としています。
見附市の事業で目指すところは普段の生活で自然と必要な運動量が満たされる「歩いて暮らすまち」です。
新年度、富士市の新たな事業展開に、富士市も健康になる為に歩く人が増えるかも・・