富士商工会議所後援の商工会議所青年部が企画実行した、富士市発富士市の産業観光モニターツアー、富士工場夜景×岳南電車バス&電車モニターツアーが開催されました。
先月青年部が行った公開例会を受けて、急遽開催されることになったそうです。
宣伝文句には
「富士山の豊富な湧水から栄えた、工業都市「富士市」。ふだん見慣れた景色も見方によっては産業観光としてお客様に来ていただけるのではないか!?
今ある富士市でどんな事ができるのか?皆様と市内をまわって富士の夜の魅力をバスと岳南電車に乗って再発見する、モニターツアーです!」
となっています。富士市の工場夜景の美しさは例会でも理解できました。ただ、工場夜景がきれいに見えるポイントはどこなのかはあまり一般的には知られていません。今後、工場夜景都市と名乗るには、市民周知と誘客事業が不可欠です。その2つの課題に対して例会後に新たな試みとしてモニターツアーを実行してしまうのは流石です。
各種団体、岳南電車、関連企業の協力を得てのモニターツアーですが、商工会議所青年部の行動の速さには頭が下がります。短期間での募集は、主にFBを利用しての事ですが、すぐに定員が一杯となってしまったそうです。
私も一般質問で工場夜景について取り上げていましたので、最初から最後まで参加したかったのですが、がん会議への参加と通夜が重なってしまい、バスには乗らずに自分の車で、参加できる所までご一緒させて頂きました。
日本製紙の富士工場、港の見える公園からの富士山をバックに田子の浦港に映し出される夜景。
工場萌えにはたまらない風景だそうです。
私も富士山が背景の写真を撮りましたが、それなりに絵になります。
(田子の浦港と工場夜景群のバックにうっすら富士山が見えます)
富士山と工場夜景。参加した人達も絶賛です。
富士市の工場夜景は他の5大工場夜景都市と呼ばれる先進自治体に比べたらちっちゃなものかもしれません。ただ、物語を付与する事でその魅力は増大することが出来ると思っています。例えば、岳南電車と関連性、田子の浦港との関連性、そして何より富士山があるまちである、富士市にしかないものの魅力、富士市でしか味わえない魅力、マニアが探し出す魅力と地元の人が知っている物語を作る事により観光資源の掘り起こしになると感じました。
多分、最初から最後までいませんでしたが、市民が富士市の魅力を磨き上げる事と発信することはものすごく大事な事である事を垣間見ることができたモニターツアーであったと思います。
工場夜景都市としてのイメージ化して行く為には、このようなモニターツアーを行政としても企画したり、支援してもらいたい事であると思っています。