ヤゴ救出大作戦のような環境教育の場は重要です。

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チョウチョトンボを始めとする希少なトンボが生息する浮島つり場公園の赤どぶ池において,11月9日に昨年に続き、トンボの保全と環境教育を目的とした子どもたちによるヤゴ救出大作戦が行われました。浮島沼つり場公園検討委員会が開催された時に、ハスの除去をする前に、ヤゴ救出大作戦を行う事を聞いていましたので、トンボの保全を推進する私も参加してきました。

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常葉大学の加須屋先生の説明後、外来種のハゴロモ藻を熊手で救い上げると様々なイトトンボのヤゴやギンヤンマのヤゴが確認できました。

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今年は池の中にも入り土を救っていますので、昨年確認できなかったチョウチョトンボのヤゴも確認できました。子供たちはどのトンボになるヤゴなのか目を輝かせながら採取していました。昨年よりだいぶヤゴも多くなっている感じがします。このようなトンボの生息を調査したりする経験のできる場所は数少ない場所であると思っています。

あらためて、トンボの保全公園として整備していく上では、自然を守りながら活用していく点で希少なトンボの生息地である事を発信しながら、ヤゴ救出大作戦のような自然観察会は環境教育として活用する事でも重要であります。今後、トンボの保全を進めながら、このようなトンボを使っての環境教育としての活用を多く開催してもらい、もっと多くの人に希少なトンボのいる場所であることは知って頂きたい事であると思っています。できればまちづづくりセンターの講座でもおこなってもらいたいと感じています。

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現在、検討委員会後、赤どぶ池にはトンボの保全を促す注意勧告の立札が立っています。

 

希少なトンボが生息する公園として活用はぜひ進めて頂きたい事でもあります。