「紀元節の歌」知っていますか?

建国記念の日の11日に紀元祭が三日市浅間神社で開催されました。
紀元節とは日本書紀で伝えられる神武天皇の即位日としての祝日であり、日本の建国を祝う日に行われるのが紀元祭であります。

 

 

 

 

既に、2日前にも、地域の浅間神社と八幡神社においても紀元祭は行われていますが、いずれも顔を出しています。

ですから、三日市浅間神社で3回目の紀元祭の参加です。
ところで、紀元祭で歌われる「紀元節の歌」、知っていますか?
私は、何年か前に三日市浅間神社で紀元祭に参加した時に初めて聞いたのですが、それまでは知りませんでした。

紀元節の歌とは
作詞 高崎正風・作曲 伊沢修二

一、雲にそびゆる 高千穂の 高根おろしに 草も木も なびきふしけん 大御代を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ

二、海原なせる 埴安の 池の面より なおひろき 恵みの波に 浴みし世を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ
(三日市浅間神社で配られる紀元節の歌詞)

恐らく多くの人が知らない「紀元節の歌」。
どうして知らない歌を歌うのかと思っていましたが、聞けば、かっては、文部省唱歌だったそうです。でも、敗戦後、2月11日の紀元節では、占領軍に、建国記念を祝う事が禁止された為に、祝日として許されなくなり、教育勅語同様、学校現場で教える事はなくなったからでそうです。ですから、終戦後生まれの多くの人がこの歌を知らないのは当たり前ですが、敗戦により、忘れさせられてしまった歌があった事をとっても、占領軍に日本の教育、文化が歪められていた事が分ります。
安倍首相には、日本の在り方が問われていますが、日本の建国を祝う日に、子ども達も歴史を知った上で「紀元節の歌」が歌う事が出来る教育をしていかなければ、戦後70年近く経っても、もしかしたら本当の自立に繋がらないのかも知れないと感じました。