富士市の観光産業の根底を考える!

富士商工会議所青年部の2月公開例会、「富士市の観光産業の根底を考える!〜工業都市としての誇りから導く観光政策の活路〜」に参加してきましたが、多くの行政関係者、また小長井市長も最初から最後までいてくれ、内容の濃い有意義なシンポジウムでありました。

公開例会での次第は、
第一部 富士市の歩み
「富士市の工業都市としての歩み」富士市産業政策課主査小林一也氏
「富士市の観光産業のこれまで」 富士市観光課 主幹 松村岳典氏
第二部 富士市が誇れる観光素材
「インパウンド誘致」   富士商工会議所青年部地域活性化委員会 伊藤茂樹
「富士山と調和した工場夜景」    同上             井上幹世
「岳南電車の観光資源としての可能性」同上            鷲見隆秀
第三部 パネルディスカション
パネリスト 四日市観光協会 観光コーディネーター  落合純二氏
      室蘭市経済部  観光課長        本野泰伸氏
      常葉大学    経済学部教授      大久保あかね氏
コーディネーター
      富士商工会議所青年部地域活性化委員会 増根好夫
総評    富士市長 小長井義正氏

小長井市長が最初の挨拶で、観光についてはシティプロモーション室で一元的に取り組んでいく事に触れていましたが、驚いたことにシンポジウム最後まで残り勉強させて貰らってから、総評を述べる事が話されました。

各発表者での印象に残った言葉として、
第一部では、「観光都市を目指すのではなく、観光と言う手法を用いて元気になってもらう」
      「観光と言うダイヤの原石を磨くのが行政の仕事」
第二部のYEGからのメッセージとして
      「富士市の価値を見直す」
      「自らが住むこのまちを誇りに思う」
      「今ここにある資源を活かす、変化させる、発信する」
      「思いを全市民に波及させる」
      「次世代へつないでいく」
第三部各パネラーの言葉として
「何もないがある」
「ずっとつつけていく継続が重要、その為の利益追求。行政にしかできない事としての三つのお願いとして、上手に後押し、道筋をつける、最後まで頑張る」
「ある物を利用して行く、鉄道は観光資源になる」
「まちの危機を将来の希望として伝える」
「働く姿が美しい、ビジネスマンが来ている事は資産である」
市長総評
「我が街を愛す。富士市には富士山があるそれだけで意味がある。工業がダメだから観光ではなく、工業と観光は一体、働く姿があるから美しい、工場夜景都市、サミット開催、この3月に岳鉄の結論は出さなければいけなく3月24日に示すが観光という事も見て判断する」
市長総評が聞けたことは価値がありましたが、工場夜景のシティプロモーションとして進める事や岳南電車の観光と言う面をしっかりした判断はこの議会でも取り上げられる事であると思っています。
私は「富士市の観光産業の根底を考える!」で大変得るものがありました。
2月28日の富士岳南まちを考える会の交流会で更に勉強します