世界で唯一エンペラーがいる国

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「世界に誇る日本の皇室」と題した、皇室ジャーナリストの高清水有子氏の講演を聞いてきました。新しい令和の時代になり、天皇についての興味深い話と皇室の歴史・意義について学べた良い機会でありました。

現在、令和の天皇は126代目であります。
先生が、某野党の国会議員に今の天皇は何代目か聴いたら分からないと言われたことにはがっかりとしたとしていましたが、日本には、鎌倉幕府から江戸幕府に至るまで、将軍という世俗の権力者の上に、天皇という超越的な存在がありました。この二重権力構造が続き、天皇制が維持されたことが近代日本に幸いしたとされています。日本が過激に社会秩序を崩壊させることなく、緩やかな変革を実現することができた最大の理由であります。
あらめて今の平和で安全な日本があるのは天皇がいたからであります。

その日本の天皇が凄い事を表す象徴的な写真として、前のアメリカのオバマ大統領が来日した際に、天皇に対して深々と90度近いお辞儀をしている写真がありますが、まさにこれが意味する理由は、オバマ大統領が世界で唯一残る「皇帝(emperor)」に対しての尊敬と敬意からの表れであるとしています。それは、大統領より、キングより上はエンペラーであり、エンペラーは世界で一人しかいない事であるからとの事でした。また、英国王室を表すロイヤルですがその上は、皇室のインペリアルであることは、英国王室よりも格上であり、日本は天皇と皇室は世界最高の位置付けであることが伺えます。

天皇の名前に付けられている仁がありますが、私の名前は丈仁です。
恐れ多くも勝手に、天皇家にも関係するような名前を付けている以上、恥ずかしくないよう振る舞いたいです。