富士市の治安状況は?!

発熱の為にブログ掲載できなかった事の1つとして、今年3月26日に新たに赴任してきた富士警察署長の杉林光夫氏の講話についてあります。

杉林警察署長は、平成6年から8年まで3年間富士市で警備課長をしており、当時は、オウム事件、法の華3法行事件と大きな事件に取り組んだ時期のある意味思い出のある地での2度目の勤務になります。16年ぶりに富士市に帰ってきての感想は、「治安が良くなった」と感じると言いました。その理由としては1つには平成7年当時の交通事故死者数は32名あったものが、平成22年平成23年9名と大幅に死者数が減っている事。また、平成14年をピークに刑法犯認知件数は減少傾向であるとの事ですのでそれだけを最初に聞いた時、
「へ〜富士市って治安が良くなっているんだ」
とちょっと安心したのですが、その後の話を聞いていくうちに、
「本当に富士市の治安って良いの」
って気になってしまいました。
と言うのも犯罪発生状況は平成23年の刑法犯の認知数2765件前年より309件減少しているとの事でした。その2765件と言う数が多いのか少ないの分かりませんが、減ってきていると言うもののそれでも、犯罪件数は、県下で3位。犯罪の中には、殺人、死体遺棄事件、覚せい剤取締り法違反被疑者の大量検挙、フィリピンパブの偽装結婚事件等々事件も様々あります。
交通事故発生状況については、近年の傾向として、事故件数は減少の兆しがあるもの飲酒運転の事故の急増で、昨年13件、本年は9月12日現在で既に19件。悪質道交違反の検挙として無免許運転48件、酒気帯び運転63件、県下でも1,2位を争う数だそうです。
確かに16年前に比べ全国的に有名な事件は無いような気がしますし、交通事故での死者や犯罪件数も減ってきてはいるものの、まだまだ県下においては、犯罪数も飲酒や酒気帯びの検挙者が多い事は決して安心・安全なまちと言うことは出来ません。
現在、犯罪抑止対策として、4月24日には市と警察で暴力団排除に関する協定書を締結したり、飲酒運転根絶に向けた緊急対策として取り締まり強化、振り込め詐欺抑止の為の対策としての重点警ら等は取り組んでいるそうです。
安心・安全富士市の為に更なる対策は進めてもらいたいと強く感じました。
署長、お願いします。