北海道の視察から帰ってくるとちょうどテレビにおいて、岳南鉄道に対して富士市が支援表明をするニュースが流れていました。岳鉄沿線に住む議員としても、詳細をとテレビを食い入るように見てしまいました。
内容は、富士市は「今年度から3年間公的支援を行う」とされており、具体的な支援策は議会で示すとし、公的支援としての具体的な金銭等の明示はされていませんでしたが、来年度までを支援の検証機関に設定しており、期間終了時に公的支援が終わる2015年以降の方向性を判断するとしていました。また、テレビでは岳南鉄道活性化のカギとして次世代交通システムのDMVを取り上げ、今までの取組が流された上で、市長も、構想として岳南鉄道が存続してもらえればDMV構想が前進できると考えている事が放送されていました。
市長の行政課題の一つでもある、公共交通システムの確立において、「富士市DMV導入計画」がありますが、現在、再検討が成されています。議員としても岳南鉄道問題も絡め改めてDMVの現状と課題そして今後の展開について今回JR北海道へ視察してきたばかりでのニュースでありましたので、私的にはちょっとびっくりしました。
DMVについての詳しい課題や展開についての報告はしますが、現在DMVの開発は、昨年の5月に特急列車炎上事故がありストップしており、再開はまだ先のようです。今回の視察を通して個人的な意見を含め、DMVについて書きたい事がたくさんあります。DMV導入とは別に、テレビで得た情報だけではありますが、岳南鉄道の当面の存続支援という表明は沿線議員としてはちょっとありがたく思っています。ただ岳鉄存続には多くの問題もあると思いますので、今後、議会でもそうですが、しっかりとした市民への支援理由の理解を求めていく必要はあると思います。
とりあえず視察から帰って来て疲れていますのでもう少し頭の整理(しっかりとした情報が確認でき次第)がついてからゆっくりと語りたいと思います。