富士市でも試験焼却のがれき搬入

富士市においても6月5日に震災がれきの試験焼却が実施されますが、その岩手県山田町の木くずの震災がれきが、4日午前11時5分に大渕の環境クリーンセンターに搬入されましたので、多くの議員の皆様と共に立ち合いに行ってきました。

県内での試験焼却は、島田市、裾野市、静岡市、浜松市に次いで5例目となります。
6月4日の空間線量測定立ち合いの流れは以下の通りです。

搬入されたコンテナの空間線量測定(前後左右)
後部扉を開き、放射能度測定サンプリング
市民によるチップの空間線量測定
プラットホームへ移動
遺物混入の有無の確認
木くずをプラットホームの床に展開
職員が木くずを広げて異物混入の有無を確認
市民による確認
震災がれきの空間線量の計測値はコンテナ及び木材チップとも0,04〜0,06μ㏜で、処理基準に適合している事は確認できました。また、島田市のような異物混入もありませんでした。
試験焼却は5日に行われますが、震災がれき15トンと一般可燃ごみ85トンを混ぜ、計100トンにして実施します。私は、当然その立会いにも行きます。

クリーンセンターの外には、反対の垂れ幕を持った方もいましたが、立会には議員以外の見学者もいましたので、反対する人ほど安全を確認するためにも、立会をすべきであると感じたのは私だけでしょうか・・・

今回の試験焼却において適正な検査をして安全・安心の判断ができたなら、市民説明をした上で、出来うる範囲での震災がれきの本格焼却への舵は切るべきと思います。。