「ホスピタル・クラウンって何?」

「世界の道化師語る、笑いの力、サービスのチカラ〜笑いは、会社や組織を変える〜」
と題したNPO法人日本ホスピタル・クラウン協会理事長クラウンK・大棟耕介氏の講演が三島で開催されていましたので、
「先輩から面白くて、為になるからぜひ聞くべきだよ」と言われたので行ってきました。

実際には、講師の肩書の「為になるって言っていたけど、ホスピタル・クラウンって何?」
とどんな話の内容か理解しないでの参加でもありました。

ホスピタル・クラウンとは
道化師の事をピエロと言わずに正しくはクラウンと言うそうです。「病は気から」という言葉がありますが、これは医学的にも証明されており、また最近では一般的にも認識されています。病気になり、苦しい時、辛い時や悲しい時に笑うことは難しいですが、病気の時こそ、とりあえずニッコリしてみたり楽しいふりで笑ってみたりするのも実は病気に効果的と言われています。笑う事により免疫力が高まる効果が期待できます。病気になった時、自然に笑うことが出来て、気分が良くなればそれに越したことはありませんが、なかなかできません。まして、子どもにそれを求めるのは大変なことでもあります。道化師が病院に行く事(ホスピタルクラウン)によって病院自体の雰囲気を変え、時には子どものいたずら相手に、時には相談相手になり、子どもに笑顔を起こさせます。ホスピタル・クラウンは、医師をはじめ関係者に『クラウン』という存在をよく理解してもらい、相互の協力があって初めて成り立つものでもあるそうです。

大棟氏はクラウンK,として、病院を回る「ホスピタルクラウン」の活動を日本を中心に世界中で行っているそうです
、最初にクラウンのパフォーマンスから始まり、その後、ホスピタル・クラウン活動のDVDを上映している間に着替えてからの講演でもありました。

そんな活動を通じての、一生懸命の講演は引き込まれ、勉強になりました。