驚きのクリスマスケーキ

何年か前までは、クリスマスの夜中には、サンタの格好をして、子どもの枕元へプレゼントを置いていましたが、子どもも大きくなり、そんなことをする必要はなくなり、何をやるのか、悩まなくなって気が楽になりました。(それはそれで寂しい気もしますが・・)

下の子どもは、12月21日が誕生日でもあり、毎年、誕生日を兼ねたクリスマスイブを家族で過ごしていましたが、大学生になり、学生生活が忙しいのか、帰ってくるのか分かりません。各自予定もあり、段々、クリスマスと言っても、我が家のイベントとしても盛り上がりが欠けていましたが、急遽、娘が東京から帰ってくると聞いて、今年は、思い切って、某コンビニの話題になっていた1万円のケーキを購入してみました。

その名も「大山栄蔵シェフ監修 聖夜の贈り物 あまおうのHappyバスケット6号」名前も長いです。
値段でもびっくりですが、ケーキを受けっとってビックリ、大きさの割にはずっしりと重いです。クリームの上にイチゴのあまおうが敷き詰められており、通常のケーキより何層にもクリームは入っており高さはあります。(クリーム、プルーンスポンジ、あまおう、抹茶スポンジ、あまおう、スポンジ、ブラウニー)回りにはトリュフチョコレートがデコレートされています。

一応遅ればせながらの誕生日という事で、娘にろうそくを吹き消してもらい、ケーキを切り分けましたが、切るのがもったいないと思ってしまいました。また、お皿に切り分けても高さがある為に、うまく乗せられません。
でも、さすがに高いケーキだけあって、スポンジもしっとり、クリームもしつこくなく、イチゴも大粒で甘いです。ブラウニーはナッツ入りのクッキであり、様々な食感も楽しめます。話題になるだけありますが、コンビニケーキと言えども侮れません。娘も喜んでくれました。美味しです。

今年は、震災以降、価値観に変化が生じていると言われており、ワースとバリュー(価値と価格)であり、高価なものか、安いものが売れると言う傾向があるそうです。普段の生活では安いものを求めますが、何かの時には数を減らしてでも、一回にお金を掛け、良いものにはお金を使うと言う使い分けが生じているそうです。
実際にコンビニの一万円ケーキも予約で販売終了となったそうです。
いつどのような事が起こるかわからない世の中では、普段は我慢していても、ちょっとした贅沢はしたいと言う思いはあるようです。
驚きのケーキを食べながら、「景気(ケーキ)よくな〜れ」と味をかみしめています