地域の文化芸術の活動の発表と鑑賞を通して、地域文化向上を図る為に、須津地域において第39回文化祭が開催されました。
普段、日常生活の中で文化と言う言葉になじみが少ないので、ゆっくりと地域での日頃活動なされている事を、しっかり目で見て、聞いて、地域文化を肌で感じてきました。
昨年よりまちづくりセンターを拠点に様々な展示等、外に特設のメインステージを設営し、舞台発表がなされ、また、周辺では、バザーを始めとする沢山の模擬店が出展され、地域住民で賑わっていました。幸いな事に、暑くも無く、寒くも無く、雨も何とか降ることなく天候に恵まれた一日でした。
今回の須津地域の文化祭で個人的に、特に「お〜!」(あっぱれ)
と感じた事が2つありました。
1つは、よさこいチームの桜湖頭さんのステージを見ての事です。よくあちらこちらのイベントで、桜湖頭さんは見かけるのですが、じっくりと続けて3曲の踊りを見る事はありませんでした。何が、「お〜」と思ったのか言うと、踊り子さんでは無くて、横で旗を振っている旗振りさん。
3曲連続しての踊りに、3曲すべて1人の人が、旗を振り続けている事です。聞けば、旗の大きさは畳9畳分、重さ7キロ。また、風が吹けばその抵抗もあり、かなりの体力と力を必要とする役割でもあります。今まであまり気にしたことはありませんでしたが、踊りよりも旗を振り続ける姿を見てちょっと感動してしまいました。
2つ目は、生涯学習さんで、カレーを販売していました。
私も、お昼にカレーを食べようと行くと、ピンクのシャツを着た、女性の方でなく、おじさんがお運びさんをしています。そのおじさんをよく見ると、大先輩に当たる、この4月まで市会議員であった議長経験者の渡辺さんです。
カレーを運んでいる姿を見て、思わず「お〜」とびっくりしてしまいました。議員を辞めた後もしっかりと地域活動に励んでいる姿に感動してしまいました。立派です。でも、なんか、カレーを渡された時に恐縮してしまいました。(見習わなければならないと感じました)
素晴らしい出し物や展示にも感動しましたが、違う意味で、特に気合が入っている旗振りさんと意外な方のカレーのお運びさんには文化祭での私は「あっぱれさん」であると思っています。