「うきしまっぷ」

議員になってから都市計画審議会(東恵子会長)の委員を務めています。18日の審議会では、これまで単独の都市計画区域だった富士川地区及び芝川地区を岳南広域都市計画国編入し新たに市街化区域と市街化調整区域の区域区分を設定するなどの重要な審議を承認しました。その審議会内容はすでに新聞等で報道されているのでその事を書きたい訳ではなく・・・

その都市計画審議会の会長である東海大学の東恵子教授に、頂いたリーフレットについての話です。(東教授は大変にきれいな女性ですが・・)審議会が終了した際に、以前、審議会で視察をした事があったのですが、その時に、私が富士市で一番東の議員であり、沼津にある東海大学の近くに住んでいることや、浮島が原の話をした事を覚えてくれており、会場で呼び止められ
「荻田さん、これ学生が作ったの」
と1枚のリーフレットを渡されました。
差し出されたリーフレットを見ると「うきしまっぷ」と書かれています。何か聞いてみると昨年より学生の新規募集を停止した東海大開発工学部の2〜4年生が「お世話になった地元への恩返しに」と、オリジナル地図「うきしまっぷ」を作製したそうです。

中身には、浮島の歴史・浮島の伝説・浮島の貴重な自然環境の他に、マップには、ツバメやホタル、カブトムシが見られたり採集ができる場所が記載されています。「うきしまっぷ」は、地元のPRやウォーキングイベントに役に立っているとの事でした。また、地域においての電柱アートについても書かれており、それは、地域と大学を結ぶ坂は急な坂があり、地域と遊離している事を繋ぐために、ファショナブルで歩いて楽しくなるような坂になる事を期待して、電柱アートプロジェクトが推進されており、現在43本の電柱にアートが施されているそうです。地域と大学が連携を取っての街づくりが進められている事が伺えます。一度このマップを片手にウォーキングをしてこようと思っています。

3年後には学部生がいなくなってしまう事を聞いていますが、地域に若者がいなくなる事は沼津の浮島地区には大きな痛手であると共に、残された大学の使い道は気になる所です。
ちなみに大学の使い道は未定だそうです。
学部が無くなってしまうという事は、審議会の東教授も遠くへ行ってしまう恐れがあるかもしれません。「うきしまっぷ」を眺めながら、ちょっと心配になってしまいました。