母校富士高にて

 
今年になってから母校の富士高の組織する富友会の学年幹事にさせられてしまいました。でも嫌と言う事ではなく逆に懐かしの学校に行く機会ができ喜んでいます。今までの私の卒業年度31回卒の学年幹事をやっている加藤君のお手伝いをしていくつもりです。

 昨日も、8月15日に開催される富友会の総会のチケットの各学年の割り当てと来週の土、日に開催される富嶽祭においての卒業生の展示コーナーの設営についての説明があり、参加してきました。展示コーナーにおいては、本年は卒業生でもあったすでに亡くなってしまいましたがニュートリノの世界的な研究者であった戸塚洋二氏の「業績と歩み」をパネルで展示します。光栄な事に私の学年は本年、富嶽祭においての展示コーナーにおいて6日土曜午後よりの担当当番に当たっています。一般開放は7日日曜ですので、興味のある方は富嶽祭に行ってみてください。

 会合の後、展示の打ち合わせを兼ねて校内を案内して頂けましたが、富嶽祭一週間前と言う事でまだ多くの学生が残っていました。展示する教室に案内されたのですが、懐かしさのあまり教室内の机に思わず座ってしまいました。学校時代は勉強が嫌いでしょうがなかったのですが、もっとやっとけば良かったという後悔と共に、今になって勉強に対しての未練のようなものを感じてしまいます。

 学生時代は気がつかなかったのですが、4階からみる富士山は暗がりであまりよく見えませんでしたが、綺麗に見えます。先生もここからみる富士山は最高であると絶賛していました。富士山百景に入れそうな富士である為に、来年「学校から見える富士」というテーマでコンクールに出そうかなと思ってしまいました。
 
 帰りがけにグランドへ寄って行ったのですが、私の頃にはなかったナイター設備が整い、8時近かったのですが、練習をしていました。富士校は進学校としても勉強に力を入れていますが、運動部に入り頑張っている生徒さんには本当に頭が下がります。文武両道という言葉がありますが両立が難しい中では、遅くまで必死に頑張っている姿は光り輝いて見えました。

 平成23年より商業が新たな形に変わる新高校計画案が全員協議会で示されました。単位制専門学校として「高校界のリーダー」を目指すとしています。教育は未来の投資でもあります。ぜひとも、地域の人にとってなくてはならない学校であってもらいたいです。