9月議会でも取り上げましたが須津地区には多くの古墳があり、国指定の浅間古墳、県指定の琴平古墳、市指定の千人塚古墳と重要な史跡が同じ地区に3つもある事は全国的にも珍しい事です。また、浅間古墳は富士市唯一の国指定史跡でもあります。その浅間古墳を含む古墳群の整備については、行政懇談会でも要望が出されていましたが、同時に、地域においての署名活動も行われており、署名活動の集計も終えて、改めて市長へ古墳整備の要望を行っていますので私も同席させて頂きました。
署名の数は地区住民の5701人と地域においても多くの住民が古墳群の活用は求められています。古墳群の整備については議会、行政懇談会、今回の地域の署名と市長に重く受け止めてもらいたいです。市長も須津地域の史跡の価値を再認識したうえで、現状の課題を把握して、長期的な取り組みと今取り組むことを考慮しながら検討をしていくとしていました。また、議会でも求めましたが、将来的には発掘も含めた整備は必要な事であり、出来る事なら、国指定の史跡浅間古墳を、史跡公園にすべく、国、県に要望していく活動は市としても検討してもらいたい事であります。
しかしながら、古墳整備については多くの課題もあるのも事実ですので、この署名をきっかけに、早期に地域の意向調査をしながら、専門家や行政を交えての保存、活用を話し合う場を設けてもらいたいです。
いずれにしても、今回も要望活動に同席しましたが何としても、須津地域の重要な財産である、古墳についても、磨きをかけて、多くの人に知ってもらえる場所にするために、引き続き私も地域の人や関係団体であるふるさと愛好会の皆様と一緒に尽力するつもりです!!