眼は心配ないです。

昨日朝早くから、携帯電話が鳴り、何かあったのか出ると
「荻田、眼は大丈夫か?」
と言う、電話が先輩から掛かってきました。


 朝早いので、何の事か理解できない為に、確認すると、テレビ新聞で、最近増えていえる、レーザー光線を使って眼を端正するレーシック手術を受けた患者が67人に感染症が発症したニュースが流れました。私も昨年、眼が悪かったため、メガネの煩わしさから抜け出すために、近視端正のレーシック手術をいたしました。その話を以前していたので、どうやらそれを見て心配して電話をくれたようです。
「ご心配なく、眼は大丈夫ですよ。私が手術を受けた処は、今回、事故が起きた、病院ではないですから」
と言って電話は切ったのですが、ちょっと心配になり、今回の事件を起こした「銀座眼科」の記事の確認をすると、医療器具の減菌処理がされていなく、手術前のアルコール消毒でさえ完備されていない状況であり、眼科医として専門医ではなく、機械を購入した眼科医ではない他の医師の病院とされていました。私が受けた所では完全殺菌、クリーンルームでの施術で感染症発症はゼロと発表されていました。また、手術の内容も最新鋭のスーパーイントラレーシックと今回の事故が出た所の手術内容も違いますし、眼科医としての専門医でもありました。その上、施術後6年間は保証もしてくれています。
 事件のあった病院は、誰もが、「銀座眼科」と名のっている以上、眼科医であると思うし、銀座と言う場所であるという中では、大丈夫であると信用が出来る病院であると思うのは当たり前だと思わせてしまったのかもしれません。名前や場所で判断するのではなく、やはり、どんな、手術でもしっかりと病院は選ばなければいけないと思いました。
 私の場合は心配は無かったのですが、でも、よく考えたら、感染症と言うのは手術をして、間もない人が起きる症例であると考えるとすでに私の手術をしてから、1年以上経っている中では、生活に何の支障もきたしてなく、感染症になっていたら、とっくに大騒ぎをしていた訳で、眼が大丈夫かと心配してくれた先輩には悪いのですが、なにを今さらと思ってしまいましたが、心配してくれての電話は有難いことだと思っています。
 眼が悪い人にとって、メガネやコンタクトをしなければならないのは不便であるとほとんどの人が思っていると思います。それが治ると言うのなら、誰もが関心はある事ですが、慎重に判断はすべきことであると感じると共に、困っている人や弱っている人に付け込むような、お金儲けの手段としてだけの医療はやはりあってはならないことだと思いました。