先日、文教民生委員会として、東京都港区にある麻布子ども中高生プラザ等複合施設に行ってきました。
施設内には保育園もありましたが、今回の視察内容としては、「麻布子ども中高生プラザ・ありすいきいきプラザについて」でしたので、保育園施設は外側からの確認だけでありました。
場所的には港区の一等地でもある大使館に囲まれた麻布にあり、建物も超高級マンションと見間違えるような外観であります。
総工費、18億8700万円文科省の統計数理研究所の移転に伴い、平成21年に購入した土地に建設して平成26年9月に創設されました。驚くことに、場所が場所だけに土地代だけで約200億円だそうです。
視察した麻布子ども中高生プラザは、児童館としての子供たちの興味に合わせて利用できる施設が整備されてたり、子育て広場では、小さなお子さんが安全に遊べるスペースや情報交換の提供、学童クラブ家庭で保護が十分受けられない小学生の遊びと生活の場所があります。
いわゆる赤ちゃんから高校生世代を対象としている施設でした。
(図書館、音楽スタジオ、ローラーブレード場も完備されています)
また、ありすいきいきプラザでは高齢者のレクリエーション・学習 介護予防・健康つくり・区民の交流・コミュニュティの場として地域の皆様をいつまでも、いきいきと元気にする施設でありました。区内在住の60歳以上方ならどなたでも、敬老室、お風呂は無料で利用できます。
視察する意味合いの中には、赤ちゃんから高齢者まで、幅広いニーズに対応する福祉・教育施設としてハード的な部分もありましたが、中高生プラザについての運営事業者は「公益財団法人 児童育成協会(元こどもの城の運営会社)」が指定管理を受けて運営されており、その運営管理がされている状況については大きな関心事でもありましたので、課題等も含めて確認してきました。
指定管理者での運営については、
行政が運営していた時には、新しく引っ越してきた人達の利用があまりなかったのですが、指定管理になってからは、利用者が2~3倍になっている。施設内でのイベント等の地域交流が取り組まれている。場所柄もあるが、英語を使ったプログラムが組み入れられており、利用者にいる大使館関係者へ、直接の交渉をしての交流も図られている。等々確認はできました。
設備的なものは別としても、今後、富士市の教育機関や図書館等の指定管理も検討する上では、参考にはなりました。