公私立幼稚園教育研究会で保育の大切さを学ぶ!

1幼稚園研修会平成28年度富士公私立幼稚園教育研究会が消防庁舎で開催されていましたので、私も子供たちの成長の根幹を担う幼児教育を推進する議員として、幼稚園の先生たちと共に勉強させてもらいました。
研修としての講義は「三つ子の魂の大切さと幼児施設の真の役割」について、現在、八王子で3つの認可保育園を経営している長田先生が幼児教育の在り方や行政の課題についての、また、女性が輝く社会において進められている日本の将来を救うべく企業保育所と保育施策の問題性に正面から切り込み、あるべき保育の姿の持論が長時間にわたり熱く語られました。幼稚園研修会3

話の中では、駅ナカ保育や延長保育などのサービスを推進する企業保育所の増加で便利になる一方で、肝心であるはずの保育の質は低下してきていることや子を持つ親の「親心」はなくなり、秩序を保つ大人たちも減ってしまった事が学級崩壊、いじめ、ひきこもり、学力低下、幼児虐待など、日本が抱えている問題の根底は保育教育と行政の施策にあるとし、保育園は決して「親の労働を支える施設」ではなく、待機児童解消を大義名分に、親との関わりを軽視した「保育サービス」では、子供たちが「思いやり」を知らない人間に育っていくとして、今の三つ子の魂をないがしろにされていく危険性についての状況を行政も考えなければいけない事であると強く訴えていました。
私自身は、乳幼児期において親が接しないことにより起こる愛着障害についての問題性は深く考えさせられました。
動物愛護法では、犬は生後56日間親から離してはいけない事が定められているそうです。
あらためて、親が子供に関わる事が親として成長することであると思います。
まだまだ、知らない事が多いです。
保育環境が劇的に変化している中では少しでも保育の現状を理解した上で何ができるのかを考えなければです。