危機一髪!

 朝いつものように、市役所へ向かおうとしている途中、岳鉄踏切でトラックが不自然に止まっています。横断をしようとしても、できない状態で、どうなってんだ思っていると、遮断機が鳴り始めました。
 

 「えー大丈夫なの、電車と接触しちゃうじゃないの。」
と車の中から慌てて、外へでると、辛うじて、線路にトラックはかかっておりませんでした。

 荷物をつんだトラックが脱輪して、踏切の中で立ち往生していました。関係している人が脱輪したトラックを持ち上げるために荷台の荷物を下ろし車両を軽くして持ち上げようと急いで、荷物を降ろしている最中に電車が来てしまったようです。トラックに乗っている人が、電車を一応線路に立ち、電車を一旦止め、説明をしていましたが、大惨事にならずに良かったです。
 一歩間違えれば、電車と車の接触事故になりかねない状態でありましたが、幸い大きな惨事にはならず事なきを得ました。岳鉄が頻繁に走っていないので、トラックが脱輪した後も落ち着いて状況把握ができ、車が電車に接触しないと判断できたので、大騒ぎになりませんでしたが、電車が頻繁に通る踏切では、脱輪してすぐに電車が来てしまうような状況であったら、対応にも困ってしまった思われます。
また、JRや都心の電車であったなら、たとえ事故でなくても、少しでも、電車が遅れるようなら、ニュースとなるのでしょうが、岳鉄であるので少しくらいの遅れはそんなに問題にはならないと思われました。
 しかしながら、そのような状況に出会わせた場合、どのような対応をすればよいのか考えさせられました。すぐに警察に連絡すればよいのか、それとも、電車を止めに線路に立てばよいのか、朝から予期せぬ出来事で少し慌ててしまいましが、30分くらいで車も持ち上げられ、何事もなかったような状態にもどりました。
 偶然出くわせた、危機一髪と思わせられた瞬間でした。
(10月5日の朝の出来事でしたが、市役所へ行った後、静岡で通夜があり、その後、疲れたて寝てしまい起きたら夜中でした。)