先月、中国嘉興市へ友好訪問をしてきたのですが、その際、嘉興市で通訳兼案内の嘉興市人民政府外事弁公室所長の夏超さんにお世話になりました。
その夏超さんを含む、「嘉興市社会事業発展友好訪問団」が昨日(10日)より、16日まで、日本へ視察及び友好都市への理解と友情を深めるために滞在しています。
中国では、言葉が通じない中では、夏超さんがいてくれることで、大変助かりました。いろいろな説明や、会合において、分かりやすく話してくれ、スケジュール通りスムーズに過ごせたのは夏超さんがいてくれたからでもあります。特に私は、中国の本場マッサージを体験したく、夜すべてのスケジュールをこなした後、連れて行ってもらっていました。
中国マッサージというと誤解しないでください。吉原や富士の街で声を掛けてくるあやしいマッサージとは違い、本場中国マッサージは立派な施設で、80分間68元(約1000円)でした。嘉興市は観光化されていないので、ほとんど日本語も英語も通じません。その意味では、言葉が通じる人がいないとタクシーやお店での話はほとんど通じない状況では一人歩きは出来るような環境ではありませんでしたので、夏超さんに頼らなくてはならず、他の人より余計お世話になっていた訳です。
その夏超さんが富士市に来ているということで、同僚議員も会いたいという話になり、昨日、夜8時30分に滞在ホテルで迎えようという事になっていました。しかしながら、私がホテルの駐車場につくと、同僚議員より電話が入り、すでに、接見を済ませた中で、本日は着いたばかり疲れているので明日、朝9時30分に庁舎で会うよう話をしてきたということでした。行き違いではありましたが、駐車場からホテルのロビーをふと見ると、夏超さんが一人でフラフラ?していました。思わず私は、
「夏超さん、元気!中国では世話になったね!」
と声をかけると駆け寄ってきて、両手で手を握り合いました。疲れているか確認をした後、しばし懐かしい(まだあまり日は経ってはいないのですが、)話をしました。友が遠方より来てくれたような気になりました。また、明日、庁舎で会うために、適当な時間で引き上げて来たのですが、個人的には、本当にお世話になっているので何かしてやりたい気持ちで一杯です。後日、皆で会うような予定もあるということですので、その時にでも思っています。
また、夏超さんは富士市が友好締結してから携わっており、また、日本にも8か月派遣されて勉強をしたりしているので、日本の事や富士市の事は、詳しく、多くの知り合いもいる人気者です。
本日も、庁舎で訪問団を迎えいれ市長始め議長が対応していましたので、挨拶をかねてお邪魔させてもらってきました。日本での視察研修が思い出深く、実りあるものになるよう期待します。